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バルサ選手紹介【セルヒオ・ブスケツ】 バルサの心臓こと世界最高のピボーテ!

 バルサ選手紹介、第2弾は玄人好みのプレーでファンを唸らすバルサの心臓こと、「セルヒオ・ブスケツ」選手です。

 

本日のポイント

セルヒオ・ブスケツってどんな選手?

 

 

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1 プロフィール

  本名:セルヒオ・ブスケツ・ブルゴス(Sergio Busquets Burgos

  生年月日:1988年7月16日

  身長:189cm  体重:76kg  利き足:右

  経歴:FCバルセロナB ~2008(バルサユースには2005年から所属)

     FCバルセロナ   ~現在

  受賞:LFPアワード・ブレイクスルー選手賞(2009)

     ブラヴォー賞(ヨーロッパ最優秀若手賞)など

  ポジション

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2 プレースタイル

  ブスケツのポジションはスペイン語で「ピボーテ」と呼ばれる、中盤底に位置するセントラルミッドフィルダーです。その役割としては、センターバックと前線の間のボールをつなぐ役割を果たし、攻撃の起点としてチーム全体のリズムを作ること。そして、守備時には相手のフォワードからボールを奪取して攻撃の芽を摘むことです。

 試合を見ているとわかりますが、ブスケツはかなり「シンプルな」プレーをしています。シンプルなプレーというのは、余計なボールタッチはせず、少ないタッチ数でその時々に最適なプレーを選択しているということです。

 具体的には、以下の特徴があります。

 

 ①ほとんどボールを失わない技術

 ブスケツの特徴をまず挙げるとすれば、相手選手からボールを奪われない技術です。バルサはボールポゼッションを重視しているので、相手選手からボールを奪われない技術は必須です。ブスケツは、バルサの選手たちの中でもこの能力に特に秀でており、歴代のバルサの選手たちの中でも最高峰といえるかもしれません。

 ボールを奪われないということはすごく大切で、味方の選手は安心してボールを預けることができます(とりあえずブスケツに出しとけば大丈夫だろ的な)。

 その技術は本当に芸術的です。まだブスケツのプレーを見たことがないという方は、ぜひ動画でご覧ください。

 

 ②広い視野と正確なパスワーク

 ブスケツはまずパスミスをしません。ポジション的にセンターバックの前に位置しているので、鋭いパスというよりはショートパスが主体になるというのもありますが、それでも調子がいいときはほとんどパスミスを見ないです。バルサの公式ホームページによると、2018/2019シーズンの平均パス成功率は驚異の91%とのことです。サッカーに詳しい方ならこれがどれほどすごい数字なのかわかると思います。

 

 ③適切なポジション取りによるボール奪取能力

 最後のポイントとしては、ボール奪取能力です。中盤の選手でボール奪取能力といえば、マンチェスターユナイテッドのマティッチやレアルマドリーのカゼミロのようにフィジカルを前面に押し出して相手選手を潰すスタイルの選手も多いですが、ブスケツは違います。写真でご覧のとおり、身長のわりに体の線はかなり細いほうです。しかし、ポジショニングが的確過ぎるがゆえに、相手のパスを事前に予測して、パスの受け手が前を向く前にアプローチすることができます(↑上の2選手のポジショニングが悪いというわけではないです)。そして、あの長い足を伸ばしてさらっと相手からボールを奪うことができます。

 

(動画は、「Messi GOD様より引用)


Sergio Busquets Mr Simplicity 2018-2019

 

3 バルサでの起用と立場

 そんなブスケツですが、現在のバルサでは「替えのきかない不動な選手」となっています。ブスケツがいるといないとで、バルサのサッカーが変わるとまで言われているほどです。このため、ブスケツの控えという明確な選手はおらず、不在時はラキティッチやセルジ・ロベルトなどが臨時的に代わりを務めているという状況です(今年からはもしかしたらフレンキーが代役になってくれるかもしれません)。

 近い将来、バルサはメッシが引退した後のことを考えなければならないといわれていますが、それと同じくらいに、ブスケツの後任探しというのは大きな課題となります。     

 幸いなことにブスケツ自身は非常に怪我が少なく、プレースタイル的にもフィジカルが多少衰えても何とかなりそうではあるので、あと数年は今の絶対的な立場を維持してくれるのではないでしょうか。

 

4 課題

 正直、プレー自体に課題はないのではないでしょうか(笑)。攻撃においても守備においても、これほどまでに完璧に役割をこなせる選手は少ないです。バルサファンとしてはどうしても贔屓目に見てしまいますが、少なくとも、現状ではこのポジションでブスケツが世界最高峰ではないでしょうか(肩を並べるとしたらチェルシーのカンテ、レアルマドリーのカゼミロくらいしか思い当たりません)。

 唯一課題を上げるとすれば、得点能力はほとんどないかもしれません(笑)。ロングシュートが決まるイメージはないですし、身長は高いですがヘディングで得点するのも稀です。ただ、そこはブスケツに求められる能力ではないとも言えます。

 

5 おまけ

 ブスケツ選手ですが、海外のサッカー選手では珍しくSNSにあまり関心がないようで、Instagramはアカウントがありませんでした。唯一、Twitterを最近始めたようなのですが、プライベートな写真はほとんどなし(笑)。

 現在は奥さんのエレナ・ガレラさん(ネットで検索したらすごくきれいな方でした)と二人のお子さんと一緒に2400平米(約1450畳!)の豪邸に暮らしているそうです。うらやましい限りです(笑)

 

いかがでしたでしょうか。

今回はバルサの心臓こと世界最高のピボーテ、「セルヒオ・ブスケツ」選手の情報をお届けしました。

今シーズンも活躍に期待しましょう!

 

それではまた、ビスカ・バルサ!