バルサ選手情報「メッシが語る ネイマール移籍騒動やクラブのあれこれ」
負傷によりしばらくの間公式戦を欠場し、トレーニングへの不参加など状態が心配されたメッシですが、この度スペイン紙のインタビューで多くを語ってくれました。
本日は、メッシがインタビューで語った内容をまとめてご紹介します!
怪我の状況
まずは自身の負傷の状況について問われたメッシは、怪我の状況について「非常に良くない怪我だった」としつつも、復帰時期については「ボルシア・ドルトムント戦かグラナダ戦で復帰できるか見守ってほしい。」とコメントしています。次節バレンシア戦での復帰はなさそうですが、近いうちに復帰できる可能性があるようです。
怪我をした当初は軽傷とみられていたようですが、実際には15日程度の離脱と回復が長引いたことに加え、ベティス戦前のトレーニングで再び足に違和感を感じたことでここまで復帰できずにいたとのこと。現在もチームとは別メニューで行動しています。
ただ、本人は復帰について「待ち望んでいる」とコメントしており、今シーズンここまでぱっとしないチームを支えるべく、復帰に向けて燃えているようです。ファンとしても一刻も早いメッシの復帰を期待したいところです。
ネイマール移籍騒動
インタビューはみんなが気になっていたネイマール移籍騒動へと発展しました。
そこで、ネイマール復帰を望んでいたかどうか問われたメッシは、「もちろん、望んでいた。」とコメントしています。理由としては、「単純に世界最高峰の技術を持つネイマール獲得がバルサの戦力を押し上げ、タイトル獲得に貢献してくれるだろうから」とのこと。ひどい去り方をしたネイマール復帰に対しては悲観的に考える人たちもいますが、メッシは純粋にクラブに必要な戦力としてネイマールの獲得を希望していたようです。
また、クラブがネイマール獲得を本気で目指していたかどうかを問われたメッシは、「クラブが全力を尽くしたかどうか自分にはわからない。自分は交渉がどのように行われていたか情報を持っていない。」とコメントしています。一部の報道では、メッシをはじめとした選手たちがクラブにネイマール獲得を迫ったといった情報が流れていましたが、今回もそういった選手からの圧力についてはきっぱりと否定しています。
そして、ネイマール獲得失敗を残念に思うかどうか問われたメッシは、「がっかりはしていない。我々にはネイマール抜きでも全てのタイトルを狙える素晴らしいチームがある。ネイマールとまた一緒にプレーできたら嬉しかったというだけだよ。」とコメントしています。
メッシの本心としては、親友でもあるネイマールを獲得できなかったとを残念に思っているかもしれません。しかし、メッシが言うように現メンバーも十分すぎるくらいのスター軍団ですから、今のメンバーで全てのタイトルを獲得できるよう頑張っていただきたいところです。
チームの序盤のつまづき
続いて、開幕から3戦で5ポイントの勝ち点を落としている現在のチームについて問われたメッシは、「心配していない。」とコメントしています。ベティス戦ではチームが素晴らしい出来だったことに加え、アウェイのビルバオ戦やオサスナ戦の難しさを知る故、ここからの巻き返しは十分に可能と捉えているようです。
ただ、序盤で勝ち点を落としたこと自体については、「チームがこのようなスタートを切ってはいけないということを認識しなければならない。インターナショナルブレイクを挟んで流れを変え、強さを取り戻す必要がある。」とコメントしています。
メッシ、スアレス、デンベレと昨シーズンの看板3トップが揃って離脱しているわけですから、多少は勝ち点をこぼすのは致し方ない。むしろ、5ポイントで済んで良かったと考えた方がいいかもしれません。
ここから主力が復帰して一気にバルサらしくなるでしょうから、序盤のつまづきは気にせず強いバルサを取り戻してほしいですね。
デンベレへの期待
溢れんばかりの才能があるも、毎度お騒がせなウスマン・デンベレ、つい最近も負傷離脱前に個人的な旅行に行ったことでクラブと揉めていました。
そんな少年デンベレについて、メッシは「彼は素晴らしい。若いし、望めば何でも実現できる選手だ。今年は彼にとって重要な年になる。昨シーズンのように大事な場面で負傷しないことを祈る。」とコメントし、その才能を称えています。
魅力的なプレーでファンを沸かせたかと思えば、怪我や無邪気な振る舞いでファンをガッカリさせてしまうことが多いデンベレですが、このメッシのコメントは心に響いていると期待しましょう。
確かにデンベレもバルサでもう2年目ですから、いくら若いとはいえ今シーズンも活躍できないようであれば立場は危ういです。グリーズマンも加入しました。メッシのコメントうように、今シーズンこそ才能を開花させ、継続的にクラブに貢献していただきたいところです。
自身の将来
先日、メッシの契約には今シーズンから選手本人が望めば自由移籍できる条項が含まれていることが発覚し、退団時期やら次の移籍先やらでいろいろと話題になりました。
メッシの契約についての記事はこちら。
そんな騒ぎを落ち着かせるためであるかのように、メッシは自身の去就について「唯一言えるのは僕はできるだけ長くバルサにいたいという事だ。ここは僕のホームだから、このチームで全キャリアを全うしたい。」とコメントし、今後も可能な限りカンプノウでプレーする意思を示しています。
また、加えて「このクラブで様々な重要なタイトルを勝ち取っていきたい。移籍金やボーナスは僕にとって何の意味も持たない。僕はもっと別のことで動く。一番重要なのはクラブが勝者のプロジェクトを持っているかどうかだ」とコメントしています。
素晴らしい、そしてかっこいい!!(笑)
お金ではなく、残留するかどうかはクラブのプロジェクト次第であると。
バルサには、メッシが勝者のマインドを感じ続けられるよう、いつまでも強力なスカッドを維持できるよう頑張っていただきたい。
少しでも長く歴代最高の選手をバルサで見続けたいものです。
いかがでしたでしょうか?
しばらく公の場に姿を見せていなかったメッシですから、心配していたファンの方もたくさんいらっしゃるでしょう。
インタビューでは復帰が近いことや、クラブ愛を語ってくれて安心しました(笑)。
次節もメッシが見れないのは残念ですが、ドルトムント戦での復帰を期待しましょう!
それではまた、ビスカ・バルサ!