バルサ移籍情報「今夏の移籍期間終了! ネイマール獲得できずラフィーニャを放出」
リーガ・エスパニョーラの19/20シーズンの移籍期間が本日終了しました。
バルサはネイマールの移籍で最後までパリ・サンジェルマンと合意に至らず、今夏の移籍は実現しませんでした。
また、最終日にはラフィーニャ・アルカンタラのセルタへのローン移籍が発表されています。
ネイマール獲得の失敗
今夏、幾度にも渡ってバルサ移籍に関する情報が報じられ、ファンの間でも賛否両論だったネイマール獲得作戦ですが、結局は実現に至りませんでした。
最終的にはパリ・サンジェルマン側を納得させられるオファーをバルサが用意できなかったことが原因です。
なお、フランス紙の報道によると、パリ・サンジェルマン側は当初より移籍金として3億ユーロ程度を見積もっていたとのことで、選手の譲渡に1億ユーロ前後を加えた移籍金を見込んでいたバルサとはあまりにも想定がかけ離れていたとのこと。
これが事実であれば、そもそもバルサは最初からノーチャンスだったということになります。
というより、今のネイマールに3億ユーロを支出するクラブはおそらくないでしょう。
また、一時はネイマールの獲得を狙っているとされていたレアル・マドリーも、ネイマールにここまでの移籍金を支出する意思はなかったらしく、むしろ来夏以降のムバッペ獲得に注力しているとのことです。
そんなこんなで、何ともお騒がせなネイマールの移籍騒動でした。
獲得が実現せずがっかりしたファンの方もいるのではないでしょうか?
当ブログとしても、ネイマールの獲得が実現すると予想して色々と記事を書いていたのでがっかりではあります(笑)。
ですが、獲得できなかったことがクラブ的に悪い結果になるかどうかは分かりません。
ネイマールの年齢、移籍金、好不調の波を考慮すると、今回の移籍はあまりにリスクが大きいものでした。
獲得できなかった以上は仕方ありません、現状の素晴らしいメンバーを信じましょう!
選手たちへの影響は?
さて、これまでネイマール移籍に関して様々な報道がされてきましたが、選手たちへの影響も気になるところです。
例えば、選手トレード要因として勝手にネイマール獲得の交渉材料にされていたらしいデンベレやラキティッチはどう思っているでしょうか。デンベレに至っては報道を受けて代理人が正式にバルサからの移籍を否定していましたが、本人たちはいい気分はしないでしょう。
そもそも、本人たちの同意を得ることなく勝手に交渉を進めていたことが自体選手への敬意を欠きますし、移籍を実現させるにも無理があったと思います。
今回の移籍騒動で一部の選手たちがバルサのフロントへ不信感を感じていても不思議はないと思います。
バルサ幹部の皆さま、喧嘩別れしてチームを去った選手よりも、今の選手たちを大事にしてあげてください!(笑)
再びネイマール獲得を狙う?
これまたびっくりするような報道で真偽のほどはわかりませんが、ネイマール獲得に失敗したバルサは冬の移籍市場、または来夏の移籍市場で再びネイマール獲得を狙うと言われています。
もしこれが事実であれば、さすがにやめていただきたい。
ネイマールも来年ともなれば28歳になります。年齢でそうこういうのは好きではありませんが、全盛期の状態があと何年続くでしょうか。晩年の落ち目にクラブのお荷物になっていたブラジル人選手をバルサは何人も見てきたはずです。
1億ユーロ前後で獲得できるならまだしも、あのパリ・サンジェルマンがそれを許すとも思えません。
数億ユーロを支出するのであれば、それこそムバッペやらフェリックスやら、次代のスター選手に投資するべきです。
ラフィーニャを放出
さて、移籍期間最終日には、ラフィーニャ・アルカンタラのローン移籍についてセルタとの合意が発表されています。
ローン期間は1年間、セルタは選手年俸を負担し、ローン費用として150万ユーロをバルサに支払います。
また、今回のローンには買取オプションは付帯していません。
なお、バルサは移籍前にラフィーニャとの契約を20/21シーズンまで延長しています。
直近2試合ではスタメン出場しアピールに成功したかに思われたラフィーニャでしたが、最終的には移籍となりました。
特に前節はグダグダな試合の中でもひと際キレのあるプレーを披露していたのですが、バルベルデ監督の信頼を得ることはできなかったのでしょうか。やはり怪我の多さが不安材料になったのかもしれません。
才能は申し分ないのですが、肝心なところで負傷離脱してしまうラフィーニャですから、バルサで定位置を掴むのはなかなか難しいです。
2度目のローン移籍となったセルタでの奮闘を期待しましょう!
願わくば、来期は万全の状態でバルサでプレーするところを見たいです。
ラキティッチは残留!!
そして、こちらも移籍が濃厚とされていたラキティッチでしたが、今期は残留が決まりました!!
最終的に候補として残っていたのがユベントスでしたが、バルサ側を納得させるだけのオファーには至らず合意できなかったようです。
ユベントスとしては余剰戦力のエムレ・ジャンやルガーニなどの選手を含めた移籍を希望したようですが、そもそも中盤は人員過多なバルサは移籍金のみの取引を希望してこれを断ったそうです。
いやー、よくぞ断ってくれました(笑)。
数年前までの売り下手なバルサでしたらユベントスのオファーに納得していたか、格安レンタルで放出していたかもしれません。
ラキティッチの力が必要になるときが絶対に来るはずですので、この残留はバルサにとって非常に大きいでしょう。
ラキティッチ移籍のあれこれについては、こちらの記事をご覧ください。
www.beautifulbarca.com
いかがでしたでしょうか?
ネイマール獲得こそ実現しませんでしたが、フレンキーやグリーズマンの獲得に始まり、今夏の移籍期間はなかなか充実していましたね。
ここから新戦力とメッシやスアレスたちがどのような絡みを見せてくれるのか、期待して応援しましょう!
それではまた、ビスカ・バルサ!