バルサ移籍情報「ネイマール移籍騒動はまもなく決着! 現在の状況を整理してみた」
ここまでずっとお騒がせを続けていたネイマールの移籍騒動。
移籍間近の情報が出ては消え、また新しい情報が出ては消え、やきもきしたサッカーファンの方も多いことでしょう。
リーガの移籍期間は間もなく終了するため、遅かれ早かれ数日以内にはネイマールの去就が決定します。
本日は、ネイマールの移籍についての最新の情報をまとめます!
1 バルサの最新のオファー
現地紙報道によると、バルサの移籍交渉スタッフは27日にパリのオフィスを訪問し、新たなオファーを提出しています。そのオファー内容については様々な情報が出ており、1億7000万ユーロの買取義務付きのレンタル移籍という噂もあれば、買取金額を抑える代わりにバルサのデンベレを交渉に含めるとの噂も出ています。
しかし、このオファーはパリの幹部を納得させるものではなかったらしく、最終的に合意には至りませんでした。真偽のほどはわかりませんが、パリとしてはデンベレに加えてセメドの譲渡を要求したらしく、セメドを手放したくないバルサと合意に至らなかったとのこと。
1回目の交渉は失敗に終ったものの、パリを訪問していたバルサの交渉担当は「まだ合意はしていないが交渉続けている。(合意に)近づいているよ。」というコメントを残しています。そして、ネイマール獲得を諦めるわけにはいかない(お隣さんに奪われるわけにはいかない)バルサは、本日も新たなオファーを携えてパリの幹部と交渉を行う予定です。
新たなオファーでは、やはり取引の一部にデンベレの譲渡が含まれるとの情報が出ています。となると、あとはデンベレ自信をパリへの移籍に向けて説得できるかどうかも鍵になってきます。つい最近デンベレの代理人がバルサからの移籍を一蹴するコメントをしていましたのでどうなることやら。いずれにしろ、このオファーがバルサの最後のオファーとなるでしょう。
ネイマールの移籍で想定されるパターンについて記事にしましたのでご覧ください。
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2 レアル・マドリーの最新のオファー
一方、レアル・マドリーもネイマール獲得を諦めたわけではなく、ペレス会長のお気に入りを陣容に加えるべく交渉を続けているようです。
ただし、こちらのネイマール獲得はバルサよりも格段にハードルが高い状況と言えます。というのも、パリクラブがマドリーに対し、ネイマールの代役としてヴィニシウス・ジュ二オルを求めているためです。いくらネイマール獲得のためとはいえ、次の世代のスター候補であるヴィニシウスを手放すというのはマドリーにとっては非常に難しい決断となります。
また、マドリーは今夏すでにアザールを獲得していることに加え、ウィングにはベイルやアセンシオといった一流のプレイヤーを抱えています。ネイマールを獲得するとなれば、バルサと同様に選手の放出は必須なわけですが、この中で放出候補筆頭だったベイルの放出には失敗し、現在も目立った動きはありません。
レアルマドリーがネイマールを獲得するためには、これまで進んでこなかった余剰人員の整理も考慮しつつ、パリクラブを納得させるだけのオファーを用意する必要があります。
個人的には、マドリー移籍の可能性は低いと考えています。
3 ユベントスは撤退か
いつまでも進展がないバルサとマドリーの交渉を横目に見て、突如ネイマール獲得に参戦したと言われていたユベントスですが、ここにきて新たな動きはなく移籍の可能性は沈静化しています。一時はトレード要因にディバラを交えて交渉に臨み、移籍は近いともいわれていましたが、結局はパリクラブを納得させることはできなかったということでしょうか。
あるいは、そもそも本気でネイマールを獲得しようとはしていなかったという可能性もありますね。同じポジションにクリスティアーノ・ロナウドがいる時点で、獲得の可能性が薄いとも考えられます。
ユベントス移籍の可能性もほぼないとみていいでしょう。
ユベントス参戦時の状況はこちらをご覧ください。
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4 残留の可能性もある
バルサもマドリーもパリクラブを納得させられるオファーを用意できなかった場合、残留の可能性も十分にあるでしょう。
現に、先日パリでスポーツディレクターを務めるレオナルド氏がネイマール残留の可能性を仄めかすコメントを出しています。本心はともかくとして、万が一ネイマールが残留した場合に備えたコメントと言えます。
また、そもそもパリクラブが求める膨大な移籍費用をバルサとマドリーが用意できない可能性もあります。両クラブとも、同じポジションにスター選手を抱えており、どうしてもネイマールを取らなければいけない状況ではないというのもあります。お互いに牽制しあっているという面もあるでしょう。
残留が決定した場合、パリクラブでの罰則や減俸が適用されるなど気の毒なのはネイマール本人ですが、クラブとの契約がある以上は致し方ありません。
いかがでしたでしょうか?
当ブログとしては、これらの状況を踏まえ、ネイマール移籍の可能性はバルサ40%、マドリー20%、ユベントス10%、残留30パーセントとみています。
いずれにしろ、残り数日で決着がつくゆえ、どうせならネイマール到着の吉報を楽しみに待ちましょう(^▽^)
それではまた、ビスカ・バルサ!