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バルサ選手情報「メッシは来年退団するのか? 往年のレジェンドたちと同じ契約が明らかに」

 9月5日のスペイン紙報道によると、メッシの現在の契約には、「本人が望めばクラブとの契約を解除できる条項」が含まれていることが明らかになりました。

 また、報道を受けてバルトメウ会長自らが条項の存在を認めたことで、バルサ界隈では来年度の退団や新しい移籍先について様々な報道がされています。

 本日は、そんなメッシの去就に関する情報をまとめます!

 

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メッシの契約内容は?

  メッシがバルサと最後に契約を延長したのは2017年の11月、これがクラブとは9度目の契約延長で、契約期間を2021年まで延長しています。ちなみに、契約解除金は7億ユーロに設定されました。

 そんなメッシの契約ですが、今回の報道によれば、「その年の5月末までにクラブへと通達すれば、6月末には契約解除が可能になる」という条項が盛り込まれていたとのこと。つまり、メッシは最短で来年の6月末にはクラブとの契約を解除し、他クラブへフリーでの移籍が可能になります。

 ただし、この契約を行使できるのは、メッシがヨーロッパ以外のクラブに移籍する場合に限られます。つまり、ある日突然メッシが契約を解除してレアル・マドリーやらマンチェスター・シティに移籍する、なんていう悲劇的な状況は起こりません(もし可能だったとしてもメッシは移籍しないでしょうけど!)。現地では、この条項は晩年に古郷アルゼンチンでのプレーを希望しているメッシのために設けられた条項であると解釈されています。

 そして、バルサがこうした契約を締結するのは初めてではありません。過去にもプジョルやシャビ、イニエスタとも同様の契約を締結しています。イニエスタなんかは、この条項でヴィッセル神戸に移籍できたわけです。つまり、レジェンド級の選手たちのこれまでの功績を称え、晩年に好きなクラブでプレーできるようにクラブ側が配慮した条項というわけです。

移籍先の候補

 さて、それでは仮にメッシが移籍を選択したとして、移籍先はどこになるでしょうか?今回の契約条項はヨーロッパ以外のクラブに移籍する場合に適用されるとのことですので、移籍先は自ずと限られます。

 現地紙では、現時点で二つの移籍先が報じられています。

①故郷アルゼンチンへの復帰

 12歳でバルサと契約を結ぶまで、メッシは故郷アルゼンチンのニューウェルズ・オールドボーイズというクラブでプレーしていました。メッシ自身が自分のプレースタイルを作る原点になったクラブと認めており、これまでも事あるごとに「いつかはニューウェルズのユニフォームを着て再びプレーしてみたい」と発言していました。

 今回の契約条項もメッシがアルゼンチンに戻りたくなった時のために盛り込んだなんて言われているように、移籍するとした第一候補に挙がるクラブでしょう。

 ただ、現在アルゼンチンのリーグは、(南米全体に言えることですが)メッシが当時所属していた時のような勢いはなく、財政的にも苦しいクラブが多いです。今のメッシの給与を払えるクラブはないでしょうから、もし移籍するとしたらさらに数年が経過してからでしょう。メッシが35~36歳くらいになってからでしょうか。近いうちに移籍する可能性は低いでしょう。

②MLSリーグへの挑戦

  一方、こちらは近年、潤沢な資金を武器に大物選手を次々と獲得してきたアメリカのMLSリーグです。ベッカムをはじめ、バルサ出身者でもイブラヒモビッチやビジャといった大物たちがMLSに挑戦しています。キャリア晩年にアメリカやら中国やら(最近では日本もですか)でお金を稼ぐのが最近の主流になりつつあるので、メッシも例外なく噂になりました。MLSのクラブであればメッシの給与も負担できそうなので、こちらは近いうちの移籍の可能性もあるかもしれません。

 ただ、MLSに関してはメッシ本人が行きたいと希望しているわけではないので、単にメディアが騒いでいるだけという可能性もあります。また、一時期よりはMLS移籍の流れも落ち着きつつあります。今の段階ではただの噂と言えるでしょう。

 どうせなら、イニエスタを追ってJリーグに来てほしいものです。

クラブは残留を楽観視

 メッシの来年の移籍が騒がれる中、クラブの面々は今のところはメッシの残留を楽観視しているようです。

 バルトメウ会長は会見でメッシの去就について聞かれた際、「メッシの契約には自分の去就を自由に決める条項がある」と認めつつも、「彼は熱心なクレであり、他のクラブに移籍するとは思わない。2021年までメッシがバルサでプレーすることを望んでいる」とコメントしています。

 また、クラブの重鎮であるジェラール・ピケは、「メッシが今シーズン終了後にフリーで退団可能になることは知っていた」と認めたうえで、「僕らはバルサとレオの関係を知っているので心配していない。レオが40歳になるまでバルサにいることを望む。」とコメントしています。

 このように、契約条項の存在が明らかになるも、「バルサと相思相愛であるメッシがすぐにバルサを離れることはない」と周囲は考えているようです。

 

クラブは新しい生涯契約を準備

 そして、スペイン紙が8日に報道したところによると、バルサは現行契約が2021年までとなるメッシに対し、生涯契約での契約延長オファーを準備しているとのこと。

 この「生涯契約」は、文字どおり一生涯の契約であり、契約満了日がないそうです。どういうことかというと、メッシは生涯に渡ってバルサというクラブと契約しますが、好きなタイミングでクラブを離れ、意中のクラブ(ニューウェルズ・オールドボーイズ)でプレーすることができる。そして、現役引退後はバルサでスタッフとしての役割が与えられるというものです。つまり、引退後のポストまで約束された終身契約ということです。

 真偽のほどは定かではありませんが、前例がないだけに実現すればクラブの新たな歴史となりましょう。老若男女問わずサッカーファンから大人気のメッシですから、引退後も残ってくれるのはクラブにとっては大きいです。何よりこれまでの功績を考えると、本当に生涯契約なんて話になっても不思議ではありません。

 メッシの今後の動きには要注目です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

今や歴代最高の選手とまで言われているメッシですが、今年で32歳。

バルサでのプレーを終える日は、もしかしたすぐそこまで来ているかもしれません。

ファンとしては少しでも長くバルサで輝くメッシを見ていたいものです!

今シーズンは怪我で出遅れてしまいましたが、ここからのメッシの爆発を期待しましょう!

 

それではまた、ビスカ・バルサ!!