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バルサ選手情報「選手たちに相次ぐ負傷! どうなるバルサの前線!?」

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 メッシ、スアレスの2大スターに引き続き、今シーズンこそブレイクが期待されていたデンベレがまたも負傷。そして、このタイミングでコウチーニョの放出も決定。

 バルサの前線が崩壊しかけています。同じポジションの選手が相次いで離脱したことで、現地メディアでは早くもバルサの今シーズンの優勝に暗雲が立ち込めたとの報道も出ています(主にマドリー寄りの記事ですが)。

 そこで今回は各選手の負傷状況と、代わりの選手起用についてまとめます。

 

各選手の負傷状況

 それではまず、各選手の負傷状況を見てみましょう。

リオネル・メッシ

 メッシは休暇から復帰後のチーム練習において右足の違和感を訴え、検査したところ右足のヒラメ筋にグレード1の損傷が発見されました。現在はチームとは別にリハビリを行っています。

 ちなみに、このグレード1というのは、「筋肉の浅い層が傷ついた程度で、痛むが筋力は発揮できる状態」ということで、同じふくらはぎの負傷の中では比較的軽度な負傷だそうです(グレードは1~3の3段階です)。

 復帰時期は未定ですが、負傷からすでに約2週間経過していることと、開幕戦の欠場時にバルベルデ監督が「リスクを冒したくない。回復プロセルは順調だがチームトレーニングに合流するまでは起用できない」という趣旨の発言をしていたことから、近々復帰が可能と思われます。

 ただ、次節のレアル・ベティス戦での復帰はどうやら難しそうです。この記事を書いている8月20日時点でメッシはまだリハビリ中とのことですので、復帰は早くとも第3節以降になる可能性が高いです。チーム事情的にどうしても出さざるを得ない場合には強行出場もあるかもしれませんが、今後のことも考えてここは我慢してほしいですね。

ルイス・スアレス

 スアレスはリーガ第1節のアスレティック・ビルバオ戦において負傷し、途中交代していました。負傷箇所はメッシと同じ右足のヒラメ筋です(何だよみんなヒラメ筋ばっかり負傷して!笑)。

 負傷の程度は発表されていませんが、現地では最大で3~4週間程度の離脱と予想されています。メッシと同じ負傷だとすれば、妥当なところです。現在はメッシと同様にチームを離脱し、リハビリ活動を開始したそうです。

 3~4週間というと、復帰は早くても第4節のバレンシア戦あたりでしょうか。この時期は例年9月の第1週に代表召集の期間が入りますので、それが不幸中の幸いです。当然、代表には行かずに治療に専念してていただきたい。

 

ウスマン・デンベレ

  デンベレは、リーガ第1節のアスレティック・ビルバオ戦で左足の違和感を覚え、検査の結果、大腿二頭筋(いわゆるハムストリングスです)の損傷が発見されました。

  ハムストリングスはスポーツ選手がよく損傷しがちな筋肉でして、回復までにはそれなりに時間を要します。デンベレの場合も最大で5週間程度の離脱と発表されました。

 そんなデンベレですが、今回の負傷によりクラブからのイメージがさらに悪くなってしまったそうです。何でも、足の違和感を訴えたデンベレに対しバルサの医療スタッフは精密検査を勧めたそうですが、デンベレは指示に従わずプライベートのセネガル旅行に行ってしまったとのこと。それにより検査をするのが遅れ怪我の発見が遅くなったことが、プロ選手としての意識に欠けると捉えられたそうです。

 いや、そりゃそうだろと(笑)。

 プレーも含めて常に浮き沈みの激しいデンベレですが、今回も完全にやらかしてしまいましたね。若いからという理由がいつまでも通じるわけもなく、こういうことが続けばいくら才能があってもバルサでプレーを続けるのは難しくなります。デンベレには反省してほしいところです(個人的にはこういう悪同タイプの選手は大好きなのですがね笑)。

 負傷期間は5週間とのことなので、復帰は早くとも第7節のヘタフェ戦あたりでしょうか。一刻も早い復帰が望まれます。

 

代わりの選手は?

 さてさて、そんな負傷者ばかりのバルサですが、メッシとスアレスさえ復帰してくれれば騒ぎは収まるでしょう。幸いなことに二人とも軽傷ですので、数週間後には揃って復帰している可能性が高いです。メッシのほうが少し早いかもしれません。

 となると、問題は次節あるいは第3節をどう乗り切るかというところです。こうなった以上グリーズマンの先発起用は100%ともいえるため、前線はあとの二人を誰にするかが問題です。

 当ブログとしましては、可能性が高い順に以下の選手を挙げます。

 

①カルレス・ペレス

 まず間違いないのではないでしょうか。プレシーズンの楽天カップで2得点の大活躍を見せたカルレス・ペレスです。リーガ初戦でもベンチ入りはしていましたので、バルベルデ監督も一定の信頼を置いているはず。前線の駒不足とあれば、このタイミングで使わない理由はないでしょう。左サイドのウィングは彼で間違いないのではないでしょうか。

 カルレス・ペレスの楽天カップでの活躍はこちらをご覧ください。

 

beautybarca.hatenablog.com

 

 ②ラフィーニャ

 こちらも可能性は高いと思います。ラフィーニャはユーティリティ性も売りの一つで、中盤より前のポジションはすべてこなすことができます。プレシーズンでも前線で起用されていました。右サイドのウィングはラフィーニャの可能性が高いです。

 外れる可能性があるとすれば、移籍が絡んだ場合ですかね。ラフィーニャは毎年移籍対象とされており、今シーズンも例外ではありません。個人的には今シーズン非常に期待している選手の一人ですので、ぜひスタメンの座を勝ち取ってほしいです。

 

③アベル・ルイス

  こちらは若干のサプライズ起用ですね。バルサBの有望な点取り屋、アベル・ルイスです。17歳でバルサBのレギュラーとなり、以降得点を量産しています。バルサでは珍しい9番タイプの選手でして、ファンからの期待も熱いです。今シーズン、トップチームでの躍進が期待される選手の一人です。

 ただ、なぜかバルベルデ監督からは信用されていないのか、あまりトップチームには召集されていません。今回も期待は薄いかもしれません。

 

④セルジ・ロベルト

 セルジ・ロベルトの可能性もあります。ラフィーニャと同様に器用なセルジ・ロベルトはウィングでのプレーも可能です。実際に昨シーズンも何回かはウィングで起用されていました。この場合、セメドが右サイドバックでセルジ・ロベルトが右ウィングでしょうか。さすがに左をやってもらうのは無さそうです。

 

 はい、いかがでしたでしょうか!

 以上を踏まえ、当ブログとしては、次節ベティス戦は左からカルレス・ペレス、グリーズマン、ラフィーニャの並びが濃厚ではないかと思っています。

 ファンの方からすると「消去法でいくと大体こんなもんだろ!」と思われたかもしれませんが(笑)。

 負傷者の続出はバルサにとって痛いですが、逆に言うと新たな選手を見る数少ないチャンスでもあります。そこは一ファンとして楽しんでいきましょう!!

 

 それではまた、ビスカ・バルサ!