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バルサ移籍情報「コウチーニョの移籍が決定! クラブ史上最高額選手とのお別れ」

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  2019年8月19日、FCバルセロナからフィリペ・コウチーニョの今シーズンのローン移籍について、バイエルン・ミュンヘンと合意に達したと発表がありました。

 このローン移籍では、バイエルン・ミュンヘンが選手の年俸850万ユーロを支払います。また、シーズン終了後の買取オプションは1億2000万ユーロに設定されました。

 17/18シーズンにおける冬の移籍市場での加入以来、およそ1年半での放出となりました。獲得当時はクラブ史上最高額(出来高含め約1億6000万ユーロ)の移籍金で獲得したということもあり、ちょうど同時期にクラブを退団していたイニエスタの後継者となることを期待されていましたが、カンプノウでは本来の力を発揮する前にお別れとなりました。

 

コウチーニョ移籍の噂や、移籍によるバルサへの影響についても記事にしています。

 

beautybarca.hatenablog.com

 

バルサでの貢献は?

 コウチーニョはバルサで75試合に出場し21得点11アシストを決めています(得点の内訳はリーガ13、国王杯5、チャンピオンズ3)。

 このうち、8ゴール及び5アシストは17/18シーズンに決めたものです。特に、国王杯では準決勝、決勝ともに貴重なゴールを挙げ印象的な活躍を見せました。

 コウチーニョのプレー動画についてはこちらをご覧ください。

(動画は、「BENSANTOS」様より引用)


Philippe Coutinho - Goal Show 2018/19 - Best Goals for Barcelona

 

力を発揮できなかった昨シーズン

 加入後の17/18シーズンこそ8ゴール5アシストの結果を残したものの、18/19シーズンに入ると持ち味のドリブルも影を潜め、徐々に存在感が薄くなってしまいました。

 最終的にはカンプノウの観衆からブーイングを受けるなど、本人にとっても不本意なシーズンになったことでしょう。やはり、クラブ史上最高額での加入は相当なプレッシャーだったのか、昨シーズンのコウチーニョは本当に自身がなさそうにプレーしているように見えました。

 ただ、そんな中でも時折見せるロングシュートやサイドからカットインしてのシュートなど、やはりスター選手だと思わせるプレーも随所に見せてくれました。期待されているほどゴールやアシストで結果を残せなかったことと、重要な試合で活躍できなかったところがファンからの印象が良くなかった要因ではないでしょうか。

慣れないポジションでのプレー

 適正ポジションが見出せなかったというのも本人にとっては不運でした。リバプール時代はトップ下で輝きを放ちゴールとアシストを量産しましたが、バルサではそのポジションがありません。

 加入直後はイニエスタの後継として同じ中盤のポジションでプレーするのではないかと言われていましたが、バルベルデ監督はウィングでの起用を優先していました。バルサのウィングはどうしても得点力だったり単独での圧倒的な突破力が求められたりしますが、コウチーニョはどちらかというと流れの中でパスワークやドリブルなどで違いを作るタイプです。ウィングでのプレーを求めるのはそもそも厳しかったのかもしれません。

 ですので願わくば、ウィングではなく中盤の一角でプレーするコウチーニョを見てみたかったですね。まあそれはそれで、コウチーニョのプレースタイルに合っているかと言われれば疑問なのですが(笑)。

バイエルンでは活躍できる!?

 そんなコウチーニョですが、バイエルンではバルサ以上に活躍できるでしょう。

 というのも、バイエルンのフォーメーションはコウチーニョの得意ポジションであるトップ下を置くケースが多いため、そこでの起用が増える可能性があります。そうすれば、コウチーニョは再び輝きを取り戻すはずです。現状トップ下のライバルといえばゴレツカやミュラーが考えられますが、全盛期のコウチーニョならレギュラーも取れそうです。

 また、ウィング起用だったとしてもバイエルンは今季、ロッベンとリベリーというクラブの伝説的ウィンガー二人の退団が決まっていますので、間違いなく主力級として扱われます。バルサでメッシやデンベレと同じポジションを争うよりもはるかにプレッシャーは少ないでしょう。

 いずれにしろ、コウチーニョはどのポジション起用だったとしてもよっぽどのことがなければ主力として扱われるでしょから、バルサにいた頃よりはのびのびとプレーして、本来の力を発揮してもらいたいところです。

 コウチーニョが活躍してくれれば、バイエルンが買取オプションを行使する可能性が高まるわけで、そうすればバルサ、バイエルン、コウチーニョ、全員にとって良い取引となります(私の本心を言わせてもらえば、もう一度カンプノウで輝くコウチーニョを見たいんですがね笑)。

 

 

いかがでしたでしょか?

1年半前ににコウチーニョの加入が決まった時は、めちゃくちゃ興奮したファンの方も多いのではないでしょうか(私もそうでした笑)?

それだけにこの短い期間での放出は残念ではありますが、こうなったら新天地での活躍を祈るしかありませんね!

 

それではまた、ビスカ・バルサ!