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5分で読めるバルサ戦レビュー【リーガ第1節 FCバルセロナVSアスレティック・ビルバオ 2019/8/17】

2019年8月17日、リーガ・エスパニョーラ・第1節のアスレティックビルバオ戦がサン・マメスで開催されました。

 バルサはメッシを怪我で欠いた状態で開幕を迎えることになりましたが、新加入のフレンキー・デヨングとグリーズマンがデビュー濃厚ということで、二人を含めてメッシ抜きでどのように試合を展開するかが注目される一戦でした。

 それでは、試合のレビューをご覧ください!

 

この試合のポイントとは?

  1. メッシの不在と噛み合わない選手たち
  2. ラフィーニャとラキティッチが流れを変える
  3. 最後はアドゥリスのスーパーゴールに散る

 

1 試合概要

 前半のバルサはメッシ不在時によくある「ボールは持てども崩せない」状態でした。この試合では中盤にS・ロベルトとアレニャが入ったもののうまく試合のリズムを作ることができず。また、新加入のフレンキーとグリーズマンは周囲と連携がうまくかみ合わずパスミスも見られました。この結果、前半を終えてバルサはボールポゼンションが59%とビルバオを上回ったものの、枠内シュート数は0本となりました。また、37分にスアレスが負傷退場となったのもバルサにとっては不運でした。

 一方、ビルバオは前線のイニャキ・ウィリアムズの俊足を活かしたカウンターで効果的にチャンスを作り、何度かバルサゴールを脅かしました。テア・シュテーゲンの好セーブがなければゴールが生まれていたかもしれません。前半はビルバオ優勢でした。

 後半からバルサはラキティッチを投入し、試合の主導権を奪い返しに行きます。すると、ボールの収まりが良くなりパス回しにリズムが生まれました。また、選手同士の距離感が近まったことで前線からのプレスも機能し始め、試合は徐々にバルサペースに。途中出場のラフィーニャもいい動きを見せました。しかし、スアレスを欠いたためか決定力を欠くバルサは最後までゴールを奪うことができませんでした。

 このまま試合が終わるかと思われた89分、右サイドからの緩いクロスからアドゥリスがバイシクルシュートを放ち、テア・シュテーゲンの牙城を破りました。まさに劇的なゴールにより、試合は0-1でビルバオの勝利です。バルサにとっては11年ぶりとなる、リーガ初戦での痛い黒星です。

2 フォーメーション

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前半→後半

 実は試合前日にフォーメーションを予想する記事を書いていたのですが、中盤は見事に外してしまいました(笑)。まさかブスケツが外れてくるとは。まだコンディションが整っていないということなのでしょうか。

 記事が気になる方はこちらも読んでみてください。

 

beautybarca.hatenablog.com

 

3 スタッツ

【得点】バルサ:なし

    ビルバオ:⚽アドゥリス(89分)

【警告】バルサ:イエロー1(ピケ)

    ビルバオ:イエロー1

【ポゼッション】バルサ:72%

        ビルバオ:28%

【シュート(枠内】バルサ:11(2)

         ビルバオ:11(5)

4 試合のポイント

メッシの不在と噛み合わない選手たち

 最近のバルサはメッシ不在だとどうしてもこういう展開になることが多いです。ポゼッションはできるのですが、攻撃のスイッチを中々入れることができません。ドリブルで相手をはがしたり意表を突いたスルーパスだったり何でもいいのですが、相手の守備を崩すには何か一手必要になります。今日はグリーズマンやデンベレも頑張っていましたが、相手を崩すにはもう一つ足りずといったところでした。グリーズマンについては公式戦デビューだったので周囲との連携もまだまだです。ここはじっくり磨いてほしいところです。

 メッシ不在というのは今後も起こりうることなので、こういう時にどのように攻撃の形を作るかというのはバルサにとって今後も大きな課題となります。バルベルデ監督の手腕に期待がかかるところです。

ラフィーニャとラキティッチが流れを変える

 この試合バルサは後半からいい流れを取り戻しますが、きっかけとなったのはラフィーニャとラキティッチの投入でした。

 まずはラキティッチですが、さすがの一言です。彼が入るとパス回しが格段にスムーズになるため、ボールが落ち着きます。周りの選手も安心してボールを預けている様子が見て取れました。アレニャとS・ロベルトの二人も頑張ってはいましたが、ポジショニングの良さと安定感ではまだまだラキティッチには及ばないという印象です。やはり、今のバルサには必要な存在と言えるのではないでしょうか。

 また、ラフィーニャも非常にいい動きをしていました。メッシ不在時に攻撃のスイッチを入れる役割が不在と書きましたが、この試合では途中からラフィーニャがその役割を担っていました。ポジショニングがいいのでパスの受け手にもなれますし、ドリブルで相手を抜き去ってチャンスメイクすることもできます。これまで度重なる負傷で才能を活かしきれていなかったラフィーニャですが、今日のようなプレイを怪我無く(←これが一番の課題です)続けてくれれば、バルサにとって貴重な戦力となるでしょう。

最後はアドゥリスのスーパーゴールに散る

 このブログではバルサのことを書きたいのですが、本日のアドゥリスのゴールには触れざるを得ませんでした(笑)。

 まだ見ていない方は下の動画でご覧いただきたいのですが、まるでキャプテン翼に出てきそうな見事なバイシクルシュートでした。今シーズンのベストゴールにもノミネートされるのではないかと。

 このシュートに対してはバルサのDF陣全員がクロサーを追ってしまい、アドゥリスにほぼフリーでシュートを打たせてしまっています。願わくば、セメドにアプローチして欲しかった。試合も終盤ということで、多少の油断もあったのかもしれません。しかし、それを差し引いてもいいシュートでした。バルサが負けたのは残念でしたが、あのシュートを見れたことは一サッカーファンとしては嬉しいですね(笑)

 

動画は、「GreatestKoora HD」様より引用」


Athletic vs Barcelona 1-0 - Highlights & Goals Resumen & Goles 2019 HD

 

 

5 独り言

 いやー、負けてしまいましたねえ(笑)。

 朝早く起きて好きなチームの負け試合を見るというのは少々つらいものが。

 何でもバルサがリーガ初戦で敗れるのは11年ぶりとのことで、「そんなに勝ってたっけ?」なんて思ったりもしますが、久々の痛い初戦負けだっとということですね。

 今シーズンは何としてもリーガとCLの2冠を達成してもらいたいところなので、何とか切り替えて次節から頑張ってほしいです。メッシはまだ戻ってこれないんですかね?

 また、スアレスも心配ですよね。長引かないといいのですが。正直、今のメンバーでメッシとスアレスが抜けたら点が取れる気がしません(笑)。

 次節はベティス戦ですか。メッシもスアレスもいない可能性はありますが、ホームなので何とか勝ち点3を死守してほしいところです。初戦負けは残念でしたが、新たな選手獲得の噂も楽しみつつ、来週の試合を楽しみに待ちましょう!!

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

ちなみに、この試合の終了と同時にコウチーニョのバイエルン移籍が発表されましたね(笑)。これについてはまた別で記事にしたいと思います。

それではまた、ビスカ・バルサ!