バルセロナ応援ブログ ~世界一美しいサッカーに魅せられて~

バルサが大好きな人のために、バルサの情報を中心としたサッカーネタを毎日提供します!

チャンピオンズリーグポット分け発表! 史上最悪の死の組誕生も!?

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 本日、19/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのポット分けが行われました。

 通常、ポット分けでは強豪クラブほどポット1に入る可能性が高いわけですが、今年はあろうことかレアル・マドリーやアトレティコ・マドリーといったCL常連クラブがポット2に分類されています!

 肝心の抽選会は日本時間で明日の午前1時に行われるますが、先だって「死の組(強豪クラブが同じグループに入った組)」の組み合わせやバルサの組み合わせの予想をお伝えします!

 

1 ポット分けとは?

 ちょっと待って、そもそもポット分けって何よという方!

 チャンピオンズリーグでは、全32チームが8つのグループに分かれて予選を戦うわけですが、各グループ内の勢力が偏りすぎないよう、あらかじめ32チームを4つのポットに分類し、抽選で各ポットから1チームずつを選んでグループを構成します。

 ポット分けの基準ですが、まずポット1にはリーグランキング上位6か国の優勝クラブに、昨年度のチャンピオンズリーグ及びヨーロッパリーグの優勝2クラブが入ります。そして、ポット2から4には、UEFAが昨年度までの実績を基に各クラブの係数を算出し、上位のクラブからポット2に分類されます。

 

2 今年のポット分け

 それでは、今年のポット分けの結果を見てみましょう。

ポット1

リバプールチェルシーバルセロナマンチェスターシティ

ユベントスバイエルン・ミュンヘンパリ・サンジェルマン、ゼニト

ポット2

レアル・マドリーアトレティコ・マドリー、ドルトムント、ナポリ

シャフタール・ドネツク、トッテナム、アヤックス、ベンフィカ

ポット3

リヨン、レバークーゼン、ザルツブルグ、オリンピアコス

クラブ・ブルージュ、バレンシア、インテル、ディナモ・ザグレブ

ポット4

ロコモティフ・モスクワ、ゲンク、ガラタサライ、RBライプツィヒ

スラビア・プラハ、FKツルヴェナ・ズヴェズダ、アタランタ、リール

 

 青字にしているのは、過去の実績から見てベスト4以上に進出の可能性が高そうな、つまりはチャンピオンズ優勝を目指すバルサのライバルとなりそうな強豪クラブです。

 こうして見ると、やはりポット2の3クラブは怖いですね(笑) 

 それにドルトムントやナポリといったクラブも侮れません。

 「史上最悪の死の組」の誕生が騒がれるのも納得です。

 

3 死の組の組み合わせは

 それでは、死の組の組み合わせはどのようなパターンが想定されるでしょうか。

 まず、大前提ですが、チャンピオンズリーグの抽選会には「カントリー・プロテクション」というルールがあります。これは、グループ内に同じ組同士が入らないように考慮されるという仕組みです。

 つまり、想定される最悪の組み合わせ「バルサとレアル・マドリーが同組」という状況は起こらないということです。

 

 これを踏まえて死の組を組むとなると…

 

 リバプール

 レアル・マドリー

 インテル

 RBライプツィヒ

 

 これが一番すごいですかね!

 昨シーズンの王者リバプールと一昨シーズンまでの3連覇王者レアル・マドリーが同組に入るパターンです。

 あるいは、リバプールのところがバイエルン・ミュンヘンやユベントスでも死の組となるでしょう。

 というか、ポット2にレアル・マドリーが入る以上、ほとんどのパターンで死の組が誕生することになります。

 

4 バルサにとって最悪の組み合わせ・最高の組み合わせ

 では、バルサにとって最高・最悪の組み合わせはどんなパターンでしょうか。

 

 まず、最悪の組み合わせですが…

 

 バルセロナ

 トッテナム

 インテル

 RBライプツィヒ

 シンプルに各ポットの強豪クラブを選ぶとこうなるでしょう。

 ん…どこかで見たことがあるような???

 そうです、昨シーズンの組み合わせとそっくりです(笑)

 昨シーズンはRBライプツィヒのところがPSVだっただけで、トッテナムやインテルと同組でした。そういや、昨シーズンもなかなかのくじ運のなさでしたね。

 そう考えると、仮に死の組を引いたとしてもいけそうな気はします。

 

 一方、最高の組み合わせはどうなるでしょうか?

 

 バルセロナ

 シャフタール・ドネツク

 クラブ・ブルージュ

 FKツルヴェナ・ズヴェズダ

 このあたりですかね。ポット2のトッテナム、ドルトムント、ナポリ、ポット3のインテル、レバークーゼン、リヨンあたりを回避できれば、かなり楽な組み合わせとなりそうです。

 

5 バルサの組み合わせ予想

 さて、最後に一応バルサの組み合わせの予想を書いておきます(笑)

 最近のバルサは中々くじ運が悪く、結構な確率で死の組を引き当てちゃってたりするので、今年は例年よりは少し楽になると予想します!

 

じゃん!!

 

バルセロナ

オリンピアコス

インテル

ロコモティフ・モスクワ

 

結構リアルじゃないですか?

何となくですが、インテルとはまたご一緒しそうな気がしました(笑)。

今年はC・ペレスやファティといった期待できるカンテラーノが早速出てきてくれたので、チャンピオンズリーグは早々に勝ち抜けを決めて、若手の出場機会を増やしてほしい、そんな思いもあったりします(笑)。

どうなることやら。

 

いかがでしたでしょうか?

抽選本番はもう間もなくですが、組み合わせが決まり次第、明日も記事にしたいと思います。皆さま、明日の抽選を楽しみに待ちましょう!

それではまた、ビスカ・バルサ!!

 

 

 

バルサ移籍情報「ネイマール移籍騒動はまもなく決着! 現在の状況を整理してみた」

 ここまでずっとお騒がせを続けていたネイマールの移籍騒動。
 移籍間近の情報が出ては消え、また新しい情報が出ては消え、やきもきしたサッカーファンの方も多いことでしょう。
 リーガの移籍期間は間もなく終了するため、遅かれ早かれ数日以内にはネイマールの去就が決定します。
 本日は、ネイマールの移籍についての最新の情報をまとめます!

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1 バルサの最新のオファー

 現地紙報道によると、バルサの移籍交渉スタッフは27日にパリのオフィスを訪問し、新たなオファーを提出しています。そのオファー内容については様々な情報が出ており、1億7000万ユーロの買取義務付きのレンタル移籍という噂もあれば、買取金額を抑える代わりにバルサのデンベレを交渉に含めるとの噂も出ています。
 しかし、このオファーはパリの幹部を納得させるものではなかったらしく、最終的に合意には至りませんでした。真偽のほどはわかりませんが、パリとしてはデンベレに加えてセメドの譲渡を要求したらしく、セメドを手放したくないバルサと合意に至らなかったとのこと。
 1回目の交渉は失敗に終ったものの、パリを訪問していたバルサの交渉担当は「まだ合意はしていないが交渉続けている。(合意に)近づいているよ。」というコメントを残しています。そして、ネイマール獲得を諦めるわけにはいかない(お隣さんに奪われるわけにはいかない)バルサは、本日も新たなオファーを携えてパリの幹部と交渉を行う予定です。
 新たなオファーでは、やはり取引の一部にデンベレの譲渡が含まれるとの情報が出ています。となると、あとはデンベレ自信をパリへの移籍に向けて説得できるかどうかも鍵になってきます。つい最近デンベレの代理人がバルサからの移籍を一蹴するコメントをしていましたのでどうなることやら。いずれにしろ、このオファーがバルサの最後のオファーとなるでしょう。

 ネイマールの移籍で想定されるパターンについて記事にしましたのでご覧ください。
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2 レアル・マドリーの最新のオファー

 一方、レアル・マドリーもネイマール獲得を諦めたわけではなく、ペレス会長のお気に入りを陣容に加えるべく交渉を続けているようです。
 ただし、こちらのネイマール獲得はバルサよりも格段にハードルが高い状況と言えます。というのも、パリクラブがマドリーに対し、ネイマールの代役としてヴィニシウス・ジュ二オルを求めているためです。いくらネイマール獲得のためとはいえ、次の世代のスター候補であるヴィニシウスを手放すというのはマドリーにとっては非常に難しい決断となります。
 また、マドリーは今夏すでにアザールを獲得していることに加え、ウィングにはベイルやアセンシオといった一流のプレイヤーを抱えています。ネイマールを獲得するとなれば、バルサと同様に選手の放出は必須なわけですが、この中で放出候補筆頭だったベイルの放出には失敗し、現在も目立った動きはありません。
 レアルマドリーがネイマールを獲得するためには、これまで進んでこなかった余剰人員の整理も考慮しつつ、パリクラブを納得させるだけのオファーを用意する必要があります。
 個人的には、マドリー移籍の可能性は低いと考えています。

3 ユベントスは撤退か

 いつまでも進展がないバルサとマドリーの交渉を横目に見て、突如ネイマール獲得に参戦したと言われていたユベントスですが、ここにきて新たな動きはなく移籍の可能性は沈静化しています。一時はトレード要因にディバラを交えて交渉に臨み、移籍は近いともいわれていましたが、結局はパリクラブを納得させることはできなかったということでしょうか。
 あるいは、そもそも本気でネイマールを獲得しようとはしていなかったという可能性もありますね。同じポジションにクリスティアーノ・ロナウドがいる時点で、獲得の可能性が薄いとも考えられます。
 ユベントス移籍の可能性もほぼないとみていいでしょう。

ユベントス参戦時の状況はこちらをご覧ください。
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4 残留の可能性もある

 バルサもマドリーもパリクラブを納得させられるオファーを用意できなかった場合、残留の可能性も十分にあるでしょう。
 現に、先日パリでスポーツディレクターを務めるレオナルド氏がネイマール残留の可能性を仄めかすコメントを出しています。本心はともかくとして、万が一ネイマールが残留した場合に備えたコメントと言えます。
 また、そもそもパリクラブが求める膨大な移籍費用をバルサとマドリーが用意できない可能性もあります。両クラブとも、同じポジションにスター選手を抱えており、どうしてもネイマールを取らなければいけない状況ではないというのもあります。お互いに牽制しあっているという面もあるでしょう。
 残留が決定した場合、パリクラブでの罰則や減俸が適用されるなど気の毒なのはネイマール本人ですが、クラブとの契約がある以上は致し方ありません。


 いかがでしたでしょうか?
 当ブログとしては、これらの状況を踏まえ、ネイマール移籍の可能性はバルサ40%、マドリー20%、ユベントス10%、残留30パーセントとみています。
 いずれにしろ、残り数日で決着がつくゆえ、どうせならネイマール到着の吉報を楽しみに待ちましょう(^▽^)

それではまた、ビスカ・バルサ!

バルサ選手情報【アンス・ファティ】 話題の16歳は何者!?

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 リーガ第2節レアル・ベティス戦の78分、本拠地カンプノウでは大歓声と共に、「アンス・ファティ」選手が若干16歳と300日でトップチームデビューを飾りました。クラブ史上2番目の若さでのデビューとなったファティ選手とは一体どんな選手なのか?本日はそのプロフィールに迫ります。

本日のポイント

アンス・ファティってどんな選手?
メディアの情報をまとめてみたよ!


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1 バルサには10歳で加入

 ファティがバルサに入団したのは2013年、本人が10歳の時です。
 アフリカはギニア出身のファティは、幼少期に家族でスペインに移住、地元のサッカークラブで才能を発揮し最初はセビージャの下部組織に入団しました。
 そこからバルサのスカウトの目にとまり移籍に至るわけですが、この移籍は今でいう「青田買い」だったらしく、当時はセビージャと色々と揉めていたそうです。
 ちなみに、バルサは以前、FIFAから未成年者の移籍禁止条項に抵触したとして選手の出場停止などの経済制裁を受けたことがありましたが、こと時の移籍がファティを含む若い選手たちの移籍でした。
 

2 入団時にはレアル・マドリーからもオファーが?

 セビージャからバルサ移籍に至ったファティですが、入団時にはなんと、レアル・マドリーからもオファーを受けていました。ファティの父親曰く、オファーの内容はバルサのものよりも高額でしたが、バルサの幹部が直接家族のもとを訪れて説得したことで、マドリーではなくバルセロナ行きを決断したそうです。当時の幹部のお方、お手柄です(笑)。
 バルサとマドリーの両クラブかオファーがあるとは何とも贅沢なお話ですが、それだけ印象的な活躍をしていたということでしょう。
 ちなみに、バルサ入団時には、当時バルサのU-12でプレイしていた久保建英選手とチームメイトでした。その久保選手は今やレアルマドリーでプレイしていますが(涙)。

3 順調に順調に各カテゴリーを駆け上がる

 バルサ入団以降は、持ち前のスピードとドリブル突破を武器に順調に各世代のカテゴリーを駆け上っていきました。現在はフベニールA(U-19年代、バルサBのひとつ下のカテゴリーです)に所属しています。
 そうです、ファティはまだバルサBに所属したことがないため、前日のデビューは1段階飛び級でのデビューだったわけです。何というシンデレラストーリーでしょう。さすがに本人も自分がトップチームに招集されるとは思ってなかったことでしょう。
 なお、フベニルAの現在の監督はクラブのレジェンドGKの一人、ビクトル・バルデスです。バルデス曰く、「ファティがトップチームで活躍したことには何の違和感もない。初めて見た時から彼の能力は他の選手から抜けていた。」とのことで、絶賛しています。

4 トップチーム召集時には家族中が涙!

 そんなファティですが、トップチームデビューはご家族にとってもサプライズだったようで、幼少期からファティのプレーする姿を見てきたという父親も涙ながらに試合を観戦していたようです。父親曰く、「息子のバルサでのデビューを見れるなんてもう死んでも構わない。最初は信じられなかった。冗談かと思っていた。」とのことで、喜び爆発のコメントを残しています。
 自分の息子がバルサデビューを果たすなんて、さぞ誇り高いことでしょう。次はぜひ、カンプノウでファティが初ゴールをあげる瞬間を見てほしいものです。

5 デビュー戦で見事にアピール

 さて、見事にバルサでのトップデビューを飾ったファティですが、正念場はむしろここからです。次節ぐらいまではいくらでもチャンスはあるでしょうが、そのあとは怪我で欠場していたメッシやスアレスが戻ってきます。今の段階ではC・ペレスも序列では上でしょうから、彼らの間に入っていかにアピールできるかが大切です。
 その意味で、デビュー戦となったレアル・ベティス戦では十分なアピールができました。若いのに物怖じせず自分らしいプレーをしていたところも好印象です。バルベルデ監督からも試合後には「その才能には驚いた」と賛辞のコメントが出ていたので、今後もチャンスを得る可能性はあります。
 若くしてデビューした神童というと、どうしてもボージャンを思い出すファンの方も多いのではないでしょうか(笑)。残念ながらボージャンはトップチームでは活躍できませんでしたが、ぜひファティにはこれから得られるであろう少ないチャンスを活かしきって、トップチームに定着してほしいものです。

 ファティのベティス戦での活躍はこちらをご覧ください。
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いかがでしたでしょうか?
ぶっちゃけてしまうと、ファティが今回デビューできたのは怪我人が多かったからというのも大きいでしょう(笑)。
ですが、バルベルデ監督もコメントしていたように、デビュー戦を見た限りでは今後大いに期待が持てそうな選手です。
カンテラーノが活躍してくれるのはファンとしてはすごく嬉しいので、今後の活躍を祈りましょう(^^)

それではまた、ビスカ・バルサ!

5分で読めるバルサ戦レビュー【リーガ第2節 FCバルセロナVSレアル・ベティス  2019/8/26】

 2019年8月26日、リーガ・エスパニョーラ・第2節のレアル・ベティス戦が本拠地カンプノウで開催されました。

 バルサは前節のアスレティック・ビルバオ戦で手痛い黒星を喫しています。また、この試合はメッシ、スアレス、デンベレが怪我で欠場するという危機的な状況にある中、代わりの選手たちがどのような結果を残すのか注目を集める一戦となりました。

 それでは、試合のレビューをご覧ください!

 

この試合のポイントは?

1.前節よりは改善された連携

2.グリーズマン×グリーズマン!

3.カンテラーノたちが躍動!

 

1 試合概要

 前半、バルサは前節に引き続き、敵陣でボールポゼッションこそできますが、中々違いを作ることができずに前線にパスが出せない状況が続きます。そんな中、6分にはC・ペレスのアシストからフレンキーにフリーのシュートチャンスが到来しますが、遠慮したのかここではシュートを打たず決定機を活かしきれません。

 一方、ベティスは自陣に下がっての守備からカウンターを狙います。15分、ブスケツの不用意なパスミスから新加入のフェキルにフリーでボールが渡り、これをフェキルが冷静に流し込んで先制します。ベティスはこれが前半の初シュートでした。

 このまま前半が終了するかに思われた41分、S・ロベルトのクロスに飛び出したグリーズマンが見事に合わせ、バルサ初ゴールを記録。前半は1-1で折り返します。

 後半に入ると、バルサは前半よりも攻撃のテンポやリズムが向上し、ゴールラッシュとなります。50分グリーズマン、56分C・ペレス、60分ジョルディ・アルバ、77分ビダル、計5ゴールを記録しました。また、終盤にはバルサBの16歳アンス・ファティがバルサ史上2番目の若さでのリーガデビューを飾りました。

 79分にはグリーズマンのパスミスからベティスのモロンが豪快なミドルシュートを決めますが、反撃はここまで。試合は、5-2でバルサの勝利です!

 

2 フォーメーション

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前半→後半

 どうなることかと思われた前線は、無難にラフィーニャ、グリーズマン、C・ペレスの並びでしたね。また、プレシーズンでは左に配置されていたC・ペレスでしたが、この試合では右に配置されています。利き足が左なので、こちらのほうが適正ポジションでしょうか。

 後半はフィルポが入ったことで、ジョルディが前線に上がっています。選手が足りなくてもこのように柔軟な選手配置ができるとチームとしてはありがたいところです。勝ってるからこそというのもありますが(笑)。

 

3 スタッツ

【得点】バルサ:⚽⚽グリーズマン(41分、50分) C・ペレス(56分)

        ジョルディ・アルバ(60分)、ビダル(77分)

    ベティス:⚽フェキル(15分)⚽モロン(79分)

【警告】バルサ:イエロー1(ピケ)

    ベティス:イエロー1

【ポゼッション】バルサ:70%

        ベティス:30%

【シュート(枠内】バルサ:20(7)

         ベティス:4(3)

 

試合のポイント

1.前節よりは改善された連携

 この試合も前節に引き続きメッシとスアレスを欠くということで、バルサがどのように攻撃面で違いを作るのかは大きな注目ポイントとなりました。

 全体の印象としては、「前節よりは改善された」かなというところです。ホームの後押しというのも多分にあったのではないでしょうか。相変わらず、特に前半はボールポゼッションこそできるのですが、そこから違いを作ることができず相手を崩せない時間帯が続きました。

 やはり、今日のようなメンバーだとラフィーニャやC・ペレスあたりが個人技で相手DFを崩してくれないと攻撃にリズムが生まれません。あるいはサイドバックが相手DFの裏を取るか。ジョルディ・アルバの飛び出しはこの試合でも相当効いていました。

 ただ、後半に入ってからは徐々にバルサのリズムもよくなり、ティキタカから相手を崩す場面も見られるようになりました。前節から相当練習して連携を深めたのか、あるいはロッカールームでバルベルデ監督から激があったのか。いずれにしろ前節からの向上が見られた点は本当に良かったです。このメンバーでも5点取れるという実績を作れたのも今後に向けて非常に大きいです。

2.グリーズマン×グリーズマン!

 さてさて、この試合の主役は何と言っても見事な2ゴールでファンを沸かせたグリーズマンでしょう。期待の新戦力が早速活躍してくれるのはファンとしては何とも嬉しいものです。この2点はどちらもグリーズマンらしさが溢れる得点でした。

 41分のゴールでは、S・ロベルトの右サイドからのクロスに反応し、足先でタッチしてボールを流し込んでいます。やや後ろからのクロスということもあり、決めるのは難しいシュートでした。常にゴールを狙うストライカー嗅覚があるからこそ決められたゴールだったのではないでしょうか。相手DFの背後から裏を狙う動きはグリーズマンらしかったです。見事なクロスを送ったS・ロベルトにも拍手です。

 50分のゴールは完全に個人技でしたが、これまたゴラッソです。右サイドから切り返して左足でのミドルシュート一閃。メッシやロッベンなど一流のサイドアタッカーが好むシュートですね。こんな素敵なシュートを持っているなら、メッシとスアレスが復帰したとして、サイドで起用されるグリーズマンも見てみたいものです。3人並んでのプレーを妄想させてくれる、そんな素晴らしいシュートでした。

 この試合ではwowwowの解説者の方も言っていましたが、やはりグリーズマンはスアレスとはタイプが異なります。どちらかというと前線にどっしり構えてポストプレーや相手との駆け引きで勝負するスアレスに対し、グリーズマンはより流動的で、相手の背後を取る動きを好みます。今後グリーズマンがどのようにフィットできるかは分かりませんが、バルベルデ監督には上手く特徴を使い分けてほしいですね。

 

 グリーズマンのゴラッソを含め、試合のハイライトはこちらをご覧ください!

(動画は、「VirusGamingYT」様より引用)


Barcelona vs Real Betis 5-2 All Goals & Highlights 25/8/2019 [HD]

3.カンテラーノたちが躍動!

 この試合、前節に引き続きC・ペレスがいい結果を残してくれました。そして、初出場のファティ君。正直、昨日まで名前も聞いたことがなかったです(笑)。負傷者が出ているからとはいえ、カンテラーノが活躍する姿が見れるのはやはり嬉しいです。

 まず、C・ペレスですが、本当に上手いですね(笑)。このままの調子が続くのであればトップ昇格も近いでしょう。この試合でもちゃっかり1得点決めてアピールに成功しています。そしてこのシュートが良かったです。まだ見ていない方はぜひ動画をご覧いただきたいのですが、シュートに入る前のトラップが何ともセンスを感じさせます。

 また、決定力だけではなく、ドリブルで違いを作れるというのも大きいです。この試合でもドリブル突破を試みて、何度か相手DFを崩していました。何より加速力があるのがいいです。バルサのウィングに必要な要素を十分に備えているように見えます。

 メッシとスアレスが戻ってきたらバルサBに戻される予定なのでしょうが、ぜひここは戻さずにトップチームで使い続けてほしい。そんなポテンシャルを感じさせるような本日のプレーでした。

 そして、16歳のアンス・ファティ君。この選手も16歳とは思えないほどの落ち着きぶりで、ボールを持てば可能性のあるプレーを披露してくれました。やはり足が速くて機敏性があるので、バルサらしいアタッカーです。ドリブル突破からのシュートも見せてくれました。トップチーム定着はまだまだ先でしょうが、こういった機会にいいアピールをすることが大切です。今日は十分なアピールになったでしょう。今後が楽しみな選手です。

 いやーしかし、バルサBにこんなにいい選手たちがいるならもっと試合で使ってほしいですね(笑)。

 

独り言

 前節の暗いイメージを拭い去り、見事、大量得点での勝利でしたね!

 やっぱりバルサは勝ってくれないと嫌です(笑)

 上でも書きましたがこの試合のC・ペレスは本当に良かったです。見事に違いを作っていました。ゆくゆくはペドロのような選手になってくれないかな、なんて期待を込めてみていました。

 それと、個人的にはラキティッチの欠場が気になります。前節は途中から出番があっただけにてっきり後半からくるかと思っていましたが結局最後まで出場は無し。時期が時期だけに移籍関連で何かあったのではと変な想像をしてしまいます。やはり、ラキティッチには残留してほしいです。

 次節はアウェイでオサスナ戦ですか。メッシの復帰も近いですし、とりあえずはこのメンバーでも何とかなりそうです。次節も勝利を期待しましょう!!

 

それではまた、ビスカ・バルサ!

バルサ移籍情報「ネイマール、スアレス、ディバラで玉突き移籍!?」

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 本日は移籍ゴシップをお届けします!

 現地紙報道によると、昨日バルサ幹部とユベントス幹部の間で会合がもたれ、複数の選手の移籍について話し合いが行われたとのことです。

 真偽のほどはわかりませんが、ユベントスの主たる目的はバルサBのファン・ミランダについての交渉であり、その場ではルイス・スアレスの獲得について、パウロ・ディバラとのトレード案も含めた交渉が含まれていたとのこと。

 これが本当だとすると、何ともカオスな状況です(笑)。

 

ユベントスが見せる不穏な動き

 最近はアーロン・ラムジーやアドリアン・ラビオを移籍金0で獲得したことで、移籍市場での狡猾な立ち回りが話題となっているユベントスですが、ここにきてまたバルサにとっては不穏な動きを見せています。

 つい先日もバルサが狙うパリ・サンジェルマンのネイマールの獲得にパウロ・ディバラという交渉ネタを用意して参戦したという報道が出ていました。確かに、ユベントスのメンバーを見てみると、ストライカータイプの選手が不足しています。また、現メンバーのマンジュキッチやパウロ・ディバラの去就が不透明ということもあり、残りの移籍期間でアタッカーの獲得を狙っているのは間違いないでしょう。

 また、噂されているようにネイマール獲得を本気で狙っているとして、失敗した場合の第二案としてスアレスに目をつけているという可能性もあります。つまり、バルサが移籍を許可するかどうかは別として、ユベントスがスアレスの獲得を狙う可能性は十分にあるといえます。

 ネイマールを是が非でもほしいバルサ

 現地紙報道によると、ネイマールを是が非でも獲得したい(あるいはお隣さんに取られたくない)バルサは、移籍費用捻出のためにはエースストライカーの放出も辞さない構えとのことです。

 ファンとしては受け入れたくないですが、大エースとはいえスアレスも今年で32歳になります。単純に選手の若返りという視点で考えると、スアレスを放出してネイマールを獲得するというのは、クラブ運営的には十分あり得る話です。また、すでにグリーズマンを獲得しているというのもあります。スアレスを放出したとしても、トップにグリーズマンを据えればいいわけです。

 残念ですが近い将来、スアレスがバルサを離れることになるのは間違いないです。そう考えると、本人も望むのであればこのタイミングで放出とされるのも悪い選択肢ではない(もちろん、私個人としては是が非でも残留してほしいです笑)。こういった情報が報じられるのも納得できます。

 

スアレス放出で戦力ダウンは必至?

 さてさて、スアレス放出とネイマール獲得が実現したとして、確かにチームの若返りは実現できますが、今シーズンのバルサの戦力ダウンは必至でしょう。というか、スアレスほどの選手であればどのタイミングで放出しても戦力ダウンです(笑)。昨シーズンもバルサの得点の多くはメッシとスアレスによるものでした。

 外部からの補強でここまでバルサにフィットしたアタッカーは稀です。新加入のグリーズマンにスアレスと同様の活躍を求めるのは酷ですし(タイプ的にも全然違います)、ネイマール獲得により得点数が激増するとも思えません。

 やはり、スアレスショックは相当に大きそうです。それを踏まえて、バルサのフロントがどう判断するのかというところですね。

ディバラが交渉に含まれる?

  ところで、今回の報道では、ユベントスのスアレス獲得にパウロ・ディバラが含まれるという話も出ています。

 ファンの皆さんはこれを聞いてどう思われましたか?

 当ブログとしては、この話はさすがにゴシップではないかと(笑)。

 そもそもネイマール獲得を狙うバルサがわざわざディバラを獲得する必要がありません。ただでさえ選手獲得のための余剰資金がないうえに、選手の給与も圧迫状態です。コウチーニョ放出で多少は余裕ができたとはいえ、このタイミングでディバラを獲得するメリットがありません。プレーできるポジションもあまり想像できないですね。

 

バルサ、ユベントス、パリ・サンジェルマンの三角関係

 結局のところ、この一連の移籍騒動はバルサ、ユベントス、パリ・サンジェルマンとのネイマールの売買を絡めた三角関係(あるいは、パリ・サンジェルマン対バルサ・ユベントスの1対2関係)によるものです。

バルサ:ネイマールが欲しい、場合によってはスアレス放出可

ユベントス:ネイマールが欲しい、スアレスでもいい、ディバラ放出可

パリ:見返り次第でネイマール放出可、代わり誰取ろうかな(ディバラでいいか?)

 こんなイメージでしょうか?笑

 三者の思惑をくみ取ると、バルサがネイマールを獲得、ユベントスがスアレスを獲得、パリ・サンジェルマンがディバラを獲得することができれば、一応はそれぞれが満足のいくトレードになるはず。つまり、見事な玉突き移籍が発生するわけです。

 ただ、こんな風に上手くいかないのが移籍市場の常でして(笑)。そもそもパリ・サンジェルマンが納得のいくオファーをバルサとユベントスが用意できるかというところですね。

 このままだとバルサは厳しそうです…

 

 

いかがでしたでしょうか?

たまにはこういう胡散臭いゴシップネタにも触れていこうと思います(笑)

さすがに私もこのタイミングでスアレスを出してネイマールを獲得というのは現実味に欠けるように思いますが、何が起こるかわからないのが移籍市場です!

残りの期間も、ハラハラドキドキしながら楽しみましょう!!

それではまた、ビスカ・バルサ!

バルサ選手情報「選手たちに相次ぐ負傷! どうなるバルサの前線!?」

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 メッシ、スアレスの2大スターに引き続き、今シーズンこそブレイクが期待されていたデンベレがまたも負傷。そして、このタイミングでコウチーニョの放出も決定。

 バルサの前線が崩壊しかけています。同じポジションの選手が相次いで離脱したことで、現地メディアでは早くもバルサの今シーズンの優勝に暗雲が立ち込めたとの報道も出ています(主にマドリー寄りの記事ですが)。

 そこで今回は各選手の負傷状況と、代わりの選手起用についてまとめます。

 

各選手の負傷状況

 それではまず、各選手の負傷状況を見てみましょう。

リオネル・メッシ

 メッシは休暇から復帰後のチーム練習において右足の違和感を訴え、検査したところ右足のヒラメ筋にグレード1の損傷が発見されました。現在はチームとは別にリハビリを行っています。

 ちなみに、このグレード1というのは、「筋肉の浅い層が傷ついた程度で、痛むが筋力は発揮できる状態」ということで、同じふくらはぎの負傷の中では比較的軽度な負傷だそうです(グレードは1~3の3段階です)。

 復帰時期は未定ですが、負傷からすでに約2週間経過していることと、開幕戦の欠場時にバルベルデ監督が「リスクを冒したくない。回復プロセルは順調だがチームトレーニングに合流するまでは起用できない」という趣旨の発言をしていたことから、近々復帰が可能と思われます。

 ただ、次節のレアル・ベティス戦での復帰はどうやら難しそうです。この記事を書いている8月20日時点でメッシはまだリハビリ中とのことですので、復帰は早くとも第3節以降になる可能性が高いです。チーム事情的にどうしても出さざるを得ない場合には強行出場もあるかもしれませんが、今後のことも考えてここは我慢してほしいですね。

ルイス・スアレス

 スアレスはリーガ第1節のアスレティック・ビルバオ戦において負傷し、途中交代していました。負傷箇所はメッシと同じ右足のヒラメ筋です(何だよみんなヒラメ筋ばっかり負傷して!笑)。

 負傷の程度は発表されていませんが、現地では最大で3~4週間程度の離脱と予想されています。メッシと同じ負傷だとすれば、妥当なところです。現在はメッシと同様にチームを離脱し、リハビリ活動を開始したそうです。

 3~4週間というと、復帰は早くても第4節のバレンシア戦あたりでしょうか。この時期は例年9月の第1週に代表召集の期間が入りますので、それが不幸中の幸いです。当然、代表には行かずに治療に専念してていただきたい。

 

ウスマン・デンベレ

  デンベレは、リーガ第1節のアスレティック・ビルバオ戦で左足の違和感を覚え、検査の結果、大腿二頭筋(いわゆるハムストリングスです)の損傷が発見されました。

  ハムストリングスはスポーツ選手がよく損傷しがちな筋肉でして、回復までにはそれなりに時間を要します。デンベレの場合も最大で5週間程度の離脱と発表されました。

 そんなデンベレですが、今回の負傷によりクラブからのイメージがさらに悪くなってしまったそうです。何でも、足の違和感を訴えたデンベレに対しバルサの医療スタッフは精密検査を勧めたそうですが、デンベレは指示に従わずプライベートのセネガル旅行に行ってしまったとのこと。それにより検査をするのが遅れ怪我の発見が遅くなったことが、プロ選手としての意識に欠けると捉えられたそうです。

 いや、そりゃそうだろと(笑)。

 プレーも含めて常に浮き沈みの激しいデンベレですが、今回も完全にやらかしてしまいましたね。若いからという理由がいつまでも通じるわけもなく、こういうことが続けばいくら才能があってもバルサでプレーを続けるのは難しくなります。デンベレには反省してほしいところです(個人的にはこういう悪同タイプの選手は大好きなのですがね笑)。

 負傷期間は5週間とのことなので、復帰は早くとも第7節のヘタフェ戦あたりでしょうか。一刻も早い復帰が望まれます。

 

代わりの選手は?

 さてさて、そんな負傷者ばかりのバルサですが、メッシとスアレスさえ復帰してくれれば騒ぎは収まるでしょう。幸いなことに二人とも軽傷ですので、数週間後には揃って復帰している可能性が高いです。メッシのほうが少し早いかもしれません。

 となると、問題は次節あるいは第3節をどう乗り切るかというところです。こうなった以上グリーズマンの先発起用は100%ともいえるため、前線はあとの二人を誰にするかが問題です。

 当ブログとしましては、可能性が高い順に以下の選手を挙げます。

 

①カルレス・ペレス

 まず間違いないのではないでしょうか。プレシーズンの楽天カップで2得点の大活躍を見せたカルレス・ペレスです。リーガ初戦でもベンチ入りはしていましたので、バルベルデ監督も一定の信頼を置いているはず。前線の駒不足とあれば、このタイミングで使わない理由はないでしょう。左サイドのウィングは彼で間違いないのではないでしょうか。

 カルレス・ペレスの楽天カップでの活躍はこちらをご覧ください。

 

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 ②ラフィーニャ

 こちらも可能性は高いと思います。ラフィーニャはユーティリティ性も売りの一つで、中盤より前のポジションはすべてこなすことができます。プレシーズンでも前線で起用されていました。右サイドのウィングはラフィーニャの可能性が高いです。

 外れる可能性があるとすれば、移籍が絡んだ場合ですかね。ラフィーニャは毎年移籍対象とされており、今シーズンも例外ではありません。個人的には今シーズン非常に期待している選手の一人ですので、ぜひスタメンの座を勝ち取ってほしいです。

 

③アベル・ルイス

  こちらは若干のサプライズ起用ですね。バルサBの有望な点取り屋、アベル・ルイスです。17歳でバルサBのレギュラーとなり、以降得点を量産しています。バルサでは珍しい9番タイプの選手でして、ファンからの期待も熱いです。今シーズン、トップチームでの躍進が期待される選手の一人です。

 ただ、なぜかバルベルデ監督からは信用されていないのか、あまりトップチームには召集されていません。今回も期待は薄いかもしれません。

 

④セルジ・ロベルト

 セルジ・ロベルトの可能性もあります。ラフィーニャと同様に器用なセルジ・ロベルトはウィングでのプレーも可能です。実際に昨シーズンも何回かはウィングで起用されていました。この場合、セメドが右サイドバックでセルジ・ロベルトが右ウィングでしょうか。さすがに左をやってもらうのは無さそうです。

 

 はい、いかがでしたでしょうか!

 以上を踏まえ、当ブログとしては、次節ベティス戦は左からカルレス・ペレス、グリーズマン、ラフィーニャの並びが濃厚ではないかと思っています。

 ファンの方からすると「消去法でいくと大体こんなもんだろ!」と思われたかもしれませんが(笑)。

 負傷者の続出はバルサにとって痛いですが、逆に言うと新たな選手を見る数少ないチャンスでもあります。そこは一ファンとして楽しんでいきましょう!!

 

 それではまた、ビスカ・バルサ!

バルサ移籍情報「コウチーニョの移籍が決定! クラブ史上最高額選手とのお別れ」

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  2019年8月19日、FCバルセロナからフィリペ・コウチーニョの今シーズンのローン移籍について、バイエルン・ミュンヘンと合意に達したと発表がありました。

 このローン移籍では、バイエルン・ミュンヘンが選手の年俸850万ユーロを支払います。また、シーズン終了後の買取オプションは1億2000万ユーロに設定されました。

 17/18シーズンにおける冬の移籍市場での加入以来、およそ1年半での放出となりました。獲得当時はクラブ史上最高額(出来高含め約1億6000万ユーロ)の移籍金で獲得したということもあり、ちょうど同時期にクラブを退団していたイニエスタの後継者となることを期待されていましたが、カンプノウでは本来の力を発揮する前にお別れとなりました。

 

コウチーニョ移籍の噂や、移籍によるバルサへの影響についても記事にしています。

 

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バルサでの貢献は?

 コウチーニョはバルサで75試合に出場し21得点11アシストを決めています(得点の内訳はリーガ13、国王杯5、チャンピオンズ3)。

 このうち、8ゴール及び5アシストは17/18シーズンに決めたものです。特に、国王杯では準決勝、決勝ともに貴重なゴールを挙げ印象的な活躍を見せました。

 コウチーニョのプレー動画についてはこちらをご覧ください。

(動画は、「BENSANTOS」様より引用)


Philippe Coutinho - Goal Show 2018/19 - Best Goals for Barcelona

 

力を発揮できなかった昨シーズン

 加入後の17/18シーズンこそ8ゴール5アシストの結果を残したものの、18/19シーズンに入ると持ち味のドリブルも影を潜め、徐々に存在感が薄くなってしまいました。

 最終的にはカンプノウの観衆からブーイングを受けるなど、本人にとっても不本意なシーズンになったことでしょう。やはり、クラブ史上最高額での加入は相当なプレッシャーだったのか、昨シーズンのコウチーニョは本当に自身がなさそうにプレーしているように見えました。

 ただ、そんな中でも時折見せるロングシュートやサイドからカットインしてのシュートなど、やはりスター選手だと思わせるプレーも随所に見せてくれました。期待されているほどゴールやアシストで結果を残せなかったことと、重要な試合で活躍できなかったところがファンからの印象が良くなかった要因ではないでしょうか。

慣れないポジションでのプレー

 適正ポジションが見出せなかったというのも本人にとっては不運でした。リバプール時代はトップ下で輝きを放ちゴールとアシストを量産しましたが、バルサではそのポジションがありません。

 加入直後はイニエスタの後継として同じ中盤のポジションでプレーするのではないかと言われていましたが、バルベルデ監督はウィングでの起用を優先していました。バルサのウィングはどうしても得点力だったり単独での圧倒的な突破力が求められたりしますが、コウチーニョはどちらかというと流れの中でパスワークやドリブルなどで違いを作るタイプです。ウィングでのプレーを求めるのはそもそも厳しかったのかもしれません。

 ですので願わくば、ウィングではなく中盤の一角でプレーするコウチーニョを見てみたかったですね。まあそれはそれで、コウチーニョのプレースタイルに合っているかと言われれば疑問なのですが(笑)。

バイエルンでは活躍できる!?

 そんなコウチーニョですが、バイエルンではバルサ以上に活躍できるでしょう。

 というのも、バイエルンのフォーメーションはコウチーニョの得意ポジションであるトップ下を置くケースが多いため、そこでの起用が増える可能性があります。そうすれば、コウチーニョは再び輝きを取り戻すはずです。現状トップ下のライバルといえばゴレツカやミュラーが考えられますが、全盛期のコウチーニョならレギュラーも取れそうです。

 また、ウィング起用だったとしてもバイエルンは今季、ロッベンとリベリーというクラブの伝説的ウィンガー二人の退団が決まっていますので、間違いなく主力級として扱われます。バルサでメッシやデンベレと同じポジションを争うよりもはるかにプレッシャーは少ないでしょう。

 いずれにしろ、コウチーニョはどのポジション起用だったとしてもよっぽどのことがなければ主力として扱われるでしょから、バルサにいた頃よりはのびのびとプレーして、本来の力を発揮してもらいたいところです。

 コウチーニョが活躍してくれれば、バイエルンが買取オプションを行使する可能性が高まるわけで、そうすればバルサ、バイエルン、コウチーニョ、全員にとって良い取引となります(私の本心を言わせてもらえば、もう一度カンプノウで輝くコウチーニョを見たいんですがね笑)。

 

 

いかがでしたでしょか?

1年半前ににコウチーニョの加入が決まった時は、めちゃくちゃ興奮したファンの方も多いのではないでしょうか(私もそうでした笑)?

それだけにこの短い期間での放出は残念ではありますが、こうなったら新天地での活躍を祈るしかありませんね!

 

それではまた、ビスカ・バルサ!

バルサ移籍情報「コウチーニョがミュンヘンに移動中! ネイマール獲得作戦にも影響か?」

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 フィリペ・コウチーニョがブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンへのローン移籍に向けてバルセロナを出発したとの報道が出ています。

 両クラブ間の合意報道も出ていることから、メディカル検査等で何も問題がなければ、間もなく移籍が成立する見込みです。

 今回はコウチーニョのローン移籍に伴う影響についてまとめます。

 それにしても、クラブ史上最高額で獲得したスター選手がこんなにも早く退団してしまうとは…

 さらば、コウチーニョ!(>_<)

 

コウチーニョ移籍については以前にも記事にしていますので、よければご覧ください。

 

beautybarca.hatenablog.com

 

 

1 ローン移籍だが事実上の放出か!?

 まだ両クラブから正式に発表されたわけではありませんが、現地メディアの報道によるとコウチーニョの移籍は買取オプション付きのローン移籍にになるとのこと。そして、バイエルンはバルサに対して今シーズンのローン費用として800万~2000万ユーロ(この数字はメディアによってバラバラです)の費用を支払い、もしシーズン終了後に買取オプションを行使する場合にはさらに移籍金として1億2000万ユーロを支払うことになるそうです。

 今回のローン移籍は「買取義務」ではなく、「買取オプション」付ですから、シーズン終了後にバイエルンがオプションを行使しなければ、コウチーニョの所有権は引き続きバルサが有することになります。つまり、移籍するとはいえ、来シーズン以降にコウチーニョがバルサに復帰してプレーするという可能性もまだ残されています。

 ただ、実際にはバルサからローン移籍で放出されたほとんどの選手がその後バルサに戻ることなく他クラブでプレーしているというのが現実です。今回の移籍にしても、もしコウチーニョがバイエルンで大活躍すればバイエルンが買取オプションを行使するでしょうし、そうでなければバルサに戻ったところで主戦力とはみなされず、再び他の移籍先を探すことになるでしょう。つまり、ローン移籍とはいえ、コウチーニョがバルサで再びプレーすることはかなり難しく、残念ですが今回の移籍は事実上の放出のようなものです。

 

2 バルサにとってはメリットがたくさん!?

 さてさて、そんな残念なコウチーニョの移籍ですが、バルサにとってはいくつかのメリットがあるといえます。

 まずは当たり前ですが、選手の給与を大幅にカットすることができます。これも両クラブから正式に発表されていませんが、こういったローン移籍の場合には、受け入れ側が選手の給与を負担するというのが通例です(例外もあり、両クラブで分担することもります)。ですので、ただでさえ選手の給与支出が膨大なバルサにとって、コウチーニョの給与を削減できるというのは大きいです。ちなみに、コウチーニョの年俸は約1200万ユーロ(約14億円)と言われており、これはバルサ内部ではルイス・スアレスに次いで高額なサラリーになります。

 また、ローン費用として仮に2000万ユーロほどの支払いがあるとすれば、バルサがコウチーニョ獲得に支払った1億6000万ユーロの一部を埋められる形となり、これも大きいですね。

 そして、最もメリットがあるとすればバイエルンが買取オプションを行使した場合でしょう。1億2000万ユーロの収入があれば、コウチーニョ獲得時の資金をほとんど取り戻すことができます。この資金で他の選手を獲得する(もしネイマールが獲得出来たらその資金に充てる)ことができます。

 上で書いたようにおそらく今後コウチーニョがバルサに戻って活躍する可能性は非常に低いといえます。ですので、コウチーニョには来シーズンのバイエルンで復活を遂げてもらい、実力でバイエルンに買取オプションを行使させるような活躍を期待したいです。その方が、選手本人にとっても良いでしょう。

 

3 ネイマール獲得は不可能に?

 コウチーニョがバイエルンに移籍したことで、ネイマールのバルサ移籍が事実上不可能になったという報道も出ています。というのも、バルサはネイマールをキャッシュで獲得する余裕がないため、コウチーニョを含めたトレード移籍しか方法は残されていなかったためとのこと。

  確かに、今回の移籍でネイマール獲得がまた一段と厳しきなったというのは事実かもしれません。トレードにコウチーニョを含めることができなくなった以上、バルサとしては他の選手でオファーを出すしかありません。現時点で報道されている候補は、ラキティッチ、ビダル、ラフィーニャ、デンベレ、セメドあたりです。しかし、デンベレとセメドはバルサが放出を許可するとは思えません。未だバルサにとって貴重な戦力です。そうすると、ビダルやラキティッチあたりで交渉する可能性はありますが、こちらはパリ・サンジェルマン側が良しとはしないでしょう。いずれにしろ、選手トレードによる移籍の可能性はかなり厳しくなりました。

 残された唯一の方法として、シーズンローンでの獲得はあり得ます。そうです、コウチーニョと同じやり方で獲得してしまえばいいわけです。これであれば今シーズンの支出は抑えることができますし、以前にも報道されていたとおり「買取義務」付のローン移籍にしてしまえば、パリ・サンジェルマンとしてもメリットがあるため交渉が進む可能性はあります。

 

 ネイマールの移籍パターンについてはこちらの記事でも詳しくまとめています。

 

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4 レアルマドリーの補強にも影響か?

 ところで、今回の移籍はお隣さんへの影響もあると報道されています。何でも、マドリーは余剰戦力とみなしていたガレス・ベイルをバイエルンに移籍させるべく動いていたそうですが、今回のコウチーニョの移籍によってそれが不可能になったそうです。また、ベイルの放出先がなくなったとことで、こちらも膨大な選手給与が削減できなくなり、これ以上ネイマールなどの大物選手の獲得も難しくなるとのこと。

 なんと、思わぬところでライバルクラブを牽制する形となりましたね(笑)。これによってネイマール獲得を狙えるのはバルサだけになるわけですから、その点は大きいです。コウチーニョさんありがとう!

 ただ、ベイルは怪我こそ多いですが万全なら素晴らしい選手なので、残留がバルサにとって吉と出るか凶と出るかはわかりませんがね。いつぞやの国王杯で左サイドをぶち抜かれたトラウマは今でも消えていません(笑)。

 

 

いかがでしたでしょうか?

この記事を書いている最中にもコウチーニョの移籍が発表されているかもんしれませんね(笑)。

コウチーニョは個人的には大好きな選手ですが、バルサでは適正ポジションが見出せそうにないですし、特徴があまり活かせていません。新天地では再びあの輝きを取り戻してくれることを祈っています!

 

それではまた、ビスカ・バルサ!

 

 

 

5分で読めるバルサ戦レビュー【リーガ第1節 FCバルセロナVSアスレティック・ビルバオ 2019/8/17】

2019年8月17日、リーガ・エスパニョーラ・第1節のアスレティックビルバオ戦がサン・マメスで開催されました。

 バルサはメッシを怪我で欠いた状態で開幕を迎えることになりましたが、新加入のフレンキー・デヨングとグリーズマンがデビュー濃厚ということで、二人を含めてメッシ抜きでどのように試合を展開するかが注目される一戦でした。

 それでは、試合のレビューをご覧ください!

 

この試合のポイントとは?

  1. メッシの不在と噛み合わない選手たち
  2. ラフィーニャとラキティッチが流れを変える
  3. 最後はアドゥリスのスーパーゴールに散る

 

1 試合概要

 前半のバルサはメッシ不在時によくある「ボールは持てども崩せない」状態でした。この試合では中盤にS・ロベルトとアレニャが入ったもののうまく試合のリズムを作ることができず。また、新加入のフレンキーとグリーズマンは周囲と連携がうまくかみ合わずパスミスも見られました。この結果、前半を終えてバルサはボールポゼンションが59%とビルバオを上回ったものの、枠内シュート数は0本となりました。また、37分にスアレスが負傷退場となったのもバルサにとっては不運でした。

 一方、ビルバオは前線のイニャキ・ウィリアムズの俊足を活かしたカウンターで効果的にチャンスを作り、何度かバルサゴールを脅かしました。テア・シュテーゲンの好セーブがなければゴールが生まれていたかもしれません。前半はビルバオ優勢でした。

 後半からバルサはラキティッチを投入し、試合の主導権を奪い返しに行きます。すると、ボールの収まりが良くなりパス回しにリズムが生まれました。また、選手同士の距離感が近まったことで前線からのプレスも機能し始め、試合は徐々にバルサペースに。途中出場のラフィーニャもいい動きを見せました。しかし、スアレスを欠いたためか決定力を欠くバルサは最後までゴールを奪うことができませんでした。

 このまま試合が終わるかと思われた89分、右サイドからの緩いクロスからアドゥリスがバイシクルシュートを放ち、テア・シュテーゲンの牙城を破りました。まさに劇的なゴールにより、試合は0-1でビルバオの勝利です。バルサにとっては11年ぶりとなる、リーガ初戦での痛い黒星です。

2 フォーメーション

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前半→後半

 実は試合前日にフォーメーションを予想する記事を書いていたのですが、中盤は見事に外してしまいました(笑)。まさかブスケツが外れてくるとは。まだコンディションが整っていないということなのでしょうか。

 記事が気になる方はこちらも読んでみてください。

 

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3 スタッツ

【得点】バルサ:なし

    ビルバオ:⚽アドゥリス(89分)

【警告】バルサ:イエロー1(ピケ)

    ビルバオ:イエロー1

【ポゼッション】バルサ:72%

        ビルバオ:28%

【シュート(枠内】バルサ:11(2)

         ビルバオ:11(5)

4 試合のポイント

メッシの不在と噛み合わない選手たち

 最近のバルサはメッシ不在だとどうしてもこういう展開になることが多いです。ポゼッションはできるのですが、攻撃のスイッチを中々入れることができません。ドリブルで相手をはがしたり意表を突いたスルーパスだったり何でもいいのですが、相手の守備を崩すには何か一手必要になります。今日はグリーズマンやデンベレも頑張っていましたが、相手を崩すにはもう一つ足りずといったところでした。グリーズマンについては公式戦デビューだったので周囲との連携もまだまだです。ここはじっくり磨いてほしいところです。

 メッシ不在というのは今後も起こりうることなので、こういう時にどのように攻撃の形を作るかというのはバルサにとって今後も大きな課題となります。バルベルデ監督の手腕に期待がかかるところです。

ラフィーニャとラキティッチが流れを変える

 この試合バルサは後半からいい流れを取り戻しますが、きっかけとなったのはラフィーニャとラキティッチの投入でした。

 まずはラキティッチですが、さすがの一言です。彼が入るとパス回しが格段にスムーズになるため、ボールが落ち着きます。周りの選手も安心してボールを預けている様子が見て取れました。アレニャとS・ロベルトの二人も頑張ってはいましたが、ポジショニングの良さと安定感ではまだまだラキティッチには及ばないという印象です。やはり、今のバルサには必要な存在と言えるのではないでしょうか。

 また、ラフィーニャも非常にいい動きをしていました。メッシ不在時に攻撃のスイッチを入れる役割が不在と書きましたが、この試合では途中からラフィーニャがその役割を担っていました。ポジショニングがいいのでパスの受け手にもなれますし、ドリブルで相手を抜き去ってチャンスメイクすることもできます。これまで度重なる負傷で才能を活かしきれていなかったラフィーニャですが、今日のようなプレイを怪我無く(←これが一番の課題です)続けてくれれば、バルサにとって貴重な戦力となるでしょう。

最後はアドゥリスのスーパーゴールに散る

 このブログではバルサのことを書きたいのですが、本日のアドゥリスのゴールには触れざるを得ませんでした(笑)。

 まだ見ていない方は下の動画でご覧いただきたいのですが、まるでキャプテン翼に出てきそうな見事なバイシクルシュートでした。今シーズンのベストゴールにもノミネートされるのではないかと。

 このシュートに対してはバルサのDF陣全員がクロサーを追ってしまい、アドゥリスにほぼフリーでシュートを打たせてしまっています。願わくば、セメドにアプローチして欲しかった。試合も終盤ということで、多少の油断もあったのかもしれません。しかし、それを差し引いてもいいシュートでした。バルサが負けたのは残念でしたが、あのシュートを見れたことは一サッカーファンとしては嬉しいですね(笑)

 

動画は、「GreatestKoora HD」様より引用」


Athletic vs Barcelona 1-0 - Highlights & Goals Resumen & Goles 2019 HD

 

 

5 独り言

 いやー、負けてしまいましたねえ(笑)。

 朝早く起きて好きなチームの負け試合を見るというのは少々つらいものが。

 何でもバルサがリーガ初戦で敗れるのは11年ぶりとのことで、「そんなに勝ってたっけ?」なんて思ったりもしますが、久々の痛い初戦負けだっとということですね。

 今シーズンは何としてもリーガとCLの2冠を達成してもらいたいところなので、何とか切り替えて次節から頑張ってほしいです。メッシはまだ戻ってこれないんですかね?

 また、スアレスも心配ですよね。長引かないといいのですが。正直、今のメンバーでメッシとスアレスが抜けたら点が取れる気がしません(笑)。

 次節はベティス戦ですか。メッシもスアレスもいない可能性はありますが、ホームなので何とか勝ち点3を死守してほしいところです。初戦負けは残念でしたが、新たな選手獲得の噂も楽しみつつ、来週の試合を楽しみに待ちましょう!!

 

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

ちなみに、この試合の終了と同時にコウチーニョのバイエルン移籍が発表されましたね(笑)。これについてはまた別で記事にしたいと思います。

それではまた、ビスカ・バルサ!

バルサがリーガ開幕戦のメンバー発表! ビルバオ戦の予想スタメンと見どころを語ります

 リーガ・エスパニョーラの開幕を明日に控え、バルサが開幕戦の招集メンバーを発表しました!

 いよいよシーズン開幕ですね~ 

 明日の試合を楽しみにしていたファンの方も多いのではないでしょうか?

 私自身も、明日は4時に起床してライブで観戦の予定です(笑)

 本日は、ビルバオ戦の予想スタメンや見どころについて書きたいと思います。

 

1 招集メンバー

 それではまず、招集メンバーを見てみましょう!

 こちらはバルサ公式から引用させていただきます。

 

〈GK〉

テア・シュテーゲン
イニャキ・ペーニャ

〈DF〉

ネルソン・セメド
ジェラール・ピケ
クレマン・ラングレ
ジョルディ・アルバ
サミュエル・ユムティティ
フィルポ・ジュニオール
セルジ・ロベルト

〈MF〉

イバン・ラキティッチ
セルヒオ・ブスケッツ
ラフィーニャ
カルレス・アレニャ
フレンキー・デ・ヨング

〈FW〉

フィリペ・コウチーニョ
ルイス・スアレス
ウスマン・デンベレ
アントワーヌ・グリーズマン
カルレス・ペレス

 

 現状のベストメンバーを揃えてきたといった感じですね。

 メッシはやはり回復が間に合わずということで、今回は招集されませんでした。

 指を骨折してしまった新加入のネトも当然ながら招集外です。

 ちなみに、戦術的判断ということで、トディボ、アルトゥール、ワゲ、ビダルも招集外となりました。

 

2 予想スタメン

 このメンバーの構成と、プレシーズンマッチでの各選手の活躍を踏まえると、予想スタメンは以下のとおりです!

 

 じゃん!!

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 はい、中々にありきたりな予想となりました!(笑)

 メッシが不在となる以上、前線は間違いなくこの3人の起用になるでしょう。移籍騒動真っ最中のコウチーニョが出てくるとも思えません。

 中盤はプレシーズンでの活躍を見てこの二人としましたが、もしかしたらフレンキーは後半からということでアレニャのスタメンもあるかなとは思います。もしラキティッチがスタメンを外れるとしたら、ネイマールの移籍騒動に巻き込まれているのではと変な疑いが強くなりそうです(笑)。

 最終ラインもこのメンツが固いかなと。セメドのところにセルジ・ロベルトの可能性はありますね。個人的には、さっさと3点ぐらい先制してもらって、余裕の展開で新加入のジュ二オル・フィルポさんが見てみたいです。

 

3 見どころ

 それではこの試合の見どころはどんなところにあるでしょうか。

 ずばり、これらに注目して試合を見ていただきたいです。

メッシ不在時の攻撃力

 絶対的エースのメッシが不在となりますので、チームがどのように攻撃でチャンスを作るかがポイントになります。バルサはボールポゼッションが得意ですが、パスを回しているだけでは得点できません。パスやドリブルで試合の流れを変えるキーマンが必要になります。出場した時はメッシがほとんどこなしてしまう役割を誰かがやらなくてはなりません。

 その意味で、新加入フレンキーのゲームメイクと、デンベレのドリブルでの突破力には大いに期待したいです。どちらも試合の流れを変えることができます。逆に、彼らが本来の力を発揮できなければ、「ボールは回せど崩せない」という展開が続く可能性もあります。

中盤の構成

 中盤の構成もこの試合の見どころの一つです。フレンキーが加入した中盤がどのような構成になるのか。また、中盤の3人でどのような役割分担と連携を見せるのか。バルサのボールポゼッションは中盤が命ですので、新たなメンバーでどのようなプレイができるかは、今シーズンの成功を占う試金石になるといえます。

 この試合では昨シーズンはレギュラークラスだったアルトゥールとビダルが招集外となっています。アルトゥールについては合流が遅れたためのコンディション不良と考えられます。一方、ビダルについては移籍の噂が出ており、そのことが原因でメンバーを外れている可能性もあります。

 いずれにしろ、出場が濃厚なブスケツ、フレンキー、ラキティッチは3人とも今シーズンのレギュラー候補筆頭なので、この試合でもぜひ注目して見てください。

グリーズマンの動き

 これはもう、全世界のバルサファンが注目して見ているでしょう(笑)。新加入グリーズマンの動きもこの試合の大きな注目ポイントです。願わくば初戦で得点してくれたほうがファンとしては盛り上がりますし、本人的にも楽になるとは思うのですが、さすがにそこまで期待するのも難しいでしょう。スアレス、デンベレと好連携を披露してくれれば十分です。

 なんでも、グリーズマンはレアル・ソシエダ時代は4試合、アトレティコ時代は10試合、移籍後に初ゴールするまで時間を要しており、元来スロースタート気味だそうです。もしかしたらバルサでも初得点までは少し時間がかかるかもしれませんね。

 

コウチーニョの出番

 これはもう試合の展望というよりは移籍ネタに近いのですが、移籍が濃厚とされるコウチーニョに出場機会があるかどうかも注目です。

 この試合で少しでも出番があるようであれば、まだバルベルデ監督の起用の意思があるということですし、多少は残留の期待が持てます。ほんの少しですが(笑)。

 コウチーニョがもし出場した際には、まだ自身がバルサで貢献できることを証明するために全力でプレーしてほしいですね。

 

いかがでしたでしょうか?

明日の試合後は、レビュー記事も書く予定なのでそちらもぜひご覧ください!

それでは、明日のバルサの勝利を祈っています!

 

ビスカ・バルサ!!